優婆夷宝明神社のお祭り2017

こんにちは、Hasneのオットのほうです。

11/12(日)に優婆夷宝明神社のお祭りがありました。うばいほうめいじんじゃ と読みます。
我が家から歩いていける距離の神社で、このお祭りは毎年とても賑わうそうです。

昨年は行けなかったのですが、噂によると豪華景品の抽選会があるということで気になっていました。オナガダイや島酒、お米などが景品なんだとか。特に耳を疑ったのが、ヤギです。どうやら子ヤギが当たるらしい。ヤギは雑草を食べると聞いてツマがとても心惹かれていました。当たってツマが飼うと言いだしたらどうしよう。。。

そんな訳で今年は行ってまいりました。友人と3人で優婆夷宝明神社へ。
17時から抽選券が配布されるそうなので、その少し前に到着。

並んでいますね。久しぶりに行列に並びました。移住してからなかなか並ぶ機会ってなくなりましたからね。

この行列の先頭では数字がふられた抽選券を渡されます。
前に並んでいる人が87番をもらい、私には88番と書かれた抽選券がスッと差し出されました。88番とは八丈島と末広がりでなんとも当たりそうではないか!と、思うのも束の間、「前に詰めてください」といわれ、奥にいた別の係りの人から違う抽選券を手渡されました。私の88番が。。。

会場では屋台がいくつも出ていたり、ステージではダンスや太鼓、バンドなどの演奏で盛り上がっていました。

こう人が集まると、島にも若い人がこんなにいるんだなぁと思います。
雨が降ってきて一旦帰宅してカメラを家に置いてきたため、ステージの写真は撮れませんでした。残念です。

私たちはたこ焼きやからあげ、イカ焼き、フランクフルトなどを購入。お祭りの屋台っていいですよね。

さてお待ちかねの抽選会ですが、手元に2桁の数字が書かれた抽選券があるだけで、どういった仕組みなのかはわかっていません。
ステージ上ではなにやら人が並んでクジをひいています。進行役のスタッフがそのクジの番号を読み上げ、ひき当てた人に景品を渡しています。進行役が「88番」と読み上げた時には思いました。ガッデム、と。

しかし、いま読み上げられていたのは「景品番号」だったようです。
どうやら「抽選番号」と「景品番号」があり、
1. ステージのスタッフが「抽選番号」が書かれたクジをひく。
2. 手元の抽選券と「抽選番号」が同じ人が当選者。
3. 当選者はステージに上がり「景品番号」が書かれたクジを引く。
4. 「景品番号」に対応した景品をゲット。
というシステムらしい。
ちなみに「抽選番号」は同じ番号が10枚配られていて、一度に10人の当選者がステージに上がってクジをひけるようです。なるほど、「抽選番号」を読み上げるときに耳をすませればいいのだな。

結果はツマと友人が焼酎とくさやを当てました。

完全に呑兵衛のやつです。3人とも普段酒を呑む習慣がないので、友達が来たときなどにわいわい呑ませていただきます。ありがとうございます。
なお私は2人が当選したとき、雨で身体が冷えたのであたたかい飲み物を探し求めて歩いていたら立ち会えませんでした。ちなみに見つけた自販機の飲み物は温め中で買えませんでした。徒労。

3人のうち唯一何も当たらなかった私ですが、次の日に原因不明の背中の激痛にさいなまれていたので、なにか悪いものが憑いているのかもしれませんね。良い方に考えれば、身を挺して周りを幸せにしているのかもしれません。知らんけど。

我々は途中で帰ってしまいましたが、祭りの最後には大盛り上がりの餅撒きもあるそうです。うーん、太っ腹です。

今年はヤギは出なかったようです。当たらなくてホっとしたような寂しいような。
来年はオナガダイが当たるとうれしいな〜。

 

台風21号

こんにちは、Hasneのオットのほうです。

台風21号が猛威を振るいましたね。一部の海外メディアではスーパータイフーンと呼ばれていたとかなんとか。

天気がおさまってから買い物に車を走らせていると、屋根や壁が壊れている建物がちらほら。街路樹も巻き上げられた海水がかかって枯れているものが多くあります。Twitterにも被害がアップされていて、
・店の看板がなくなった。
・信号の向きが変わっている。
・車の窓が割れた。
・エアコンの室外機が壊れた。
・公園の建物が倒壊した。
など多数。停電なども各地区で発生したそうです。

我が家は幸い雨どいが外れたのと、植木や畑が塩害でやられた程度でした。停電も短い時間でしたし。
うちは島の真ん中あたりに建っているのですが、ここまで海水が飛んでくるんですね。家の周囲に生えている色々な木の葉が枯れていました。特にハイビスカスはシオシオになっています。不思議なことにロベはパッと見たところ変化は見当たらないので、植物によって塩害の耐性が全然違うのですね。
雨が降って塩を落としてくれれば多少はよくなるのでしょうか。

今回の台風は選挙と重なったので、TVで台風情報の放送があまりされなかったのは不便でした。避難場所が投票所になっていたりもするので、避難が必要になったらどうするんだろうという疑問も。タイミングが悪かったですね。

すでに次の台風が発生しているとか。あまり強くならなければいいのですが。

夏の思い出―海編

7月後半から8月いっぱいは、島内がそうであったように我々も繁忙期でした。
今年は特に観光客が多かったそうです。
いろいろTVで放映された影響ですかね。

おもてなしに仕事に上京に畑にドラクエ11(?!)にとフル回転だった
この一か月半。
まずは海の思い出をプレイバック




7月の後半、友達が子供連れで遊びに来てくれて、海にもたくさん行きました。

底土ではBIGサイズの海亀に遭遇!

八重根ではイカの子供や小魚の群れがたくさん!

潮が引いたヤケンでは磯だまりで小魚の群れをおいかけたり
ヤドカリやエビを目の前で観察できました。
家に帰って調べてみたところ
スベスベサンゴヤドカリ(八丈島ビジターセンターHP)とか
イソスジエビ(八丈島ビジターセンターHP)だったっぽい。

この頃は海水温がまだ低くて、泳いでいると
さらに凍えるような冷たい流れにあたることもありました。
冷水塊が来てたらしいです。
そのおかげでムロがよく釣れて入れ食い状態でした。





しばらく台風やら仕事やらで海に入れない日が続いて、
8月も後半になり、横間海岸に泳ぎに行ってきました。

逢坂トンネルの下に見える綺麗な海岸線の横間海岸。
しょっちゅう遊泳禁止、ほとんど遊泳注意なことが多い印象で、
いつか入ってみたいと思ってた海水浴場です。
この時は珍しく、全島で凪が続いていて安全な日だったので行ってきました。


目の前に八丈小島が見え、外海にばばーんと面した横間海岸は、
解放感は島内随一の海水浴場じゃないかと個人的には思います。
真っ白な岩が敷き詰められた美しい海岸です。
(島の海水浴場は黒い岩や砂が多いので白い海岸は貴重)
玉石垣の石はここから運ばれていったとか。

大きな岩がゴロゴロしているところを乗り越えてエントリーすると
透明度抜群のエメラルドグリーンの海!
砂がないからか、白い岩だからか視界がめちゃクリアです。
これまた島では珍しい遠浅で、しばらく足がつく深さ。
波さえなければ安全に泳げそうです。

で、期待してた魚が、意外にあんまりいない・・・。
小さい魚がチラホラ、あとカニがやたらいましたが、
魚の種類、数で言ったら底土や八重根の方が多いと思いました。

よくよく見ると、海底の岩がツルッツルでキレイなんですよ。
人口の岩かな?ってくらい綺麗な岩で、海藻やサンゴがほとんどついてないんです。
荒い波にもまれ、岩がゴロゴロぶつかりあって綺麗な玉石になるわけで、
海藻も育ちにくいのかなあと想像しました。
で、エサがないから魚がいないのかなーと思ったり。

でも、少ないとは言え、色々見えましたよ。
チリのように小さな魚の群れ(孵化したてかしら)とか、
ベラやオヤビッチャ、友だちはウツボがいたと言ってたし、
少し沖に行ったらカンパチかな?ってサイズの大きい魚がいたり。
オットはアカエソに遭遇。


蛇のような鱗に目が赤くて怖かったそうです。




仕事でバタバタ、うかうかしてたら9月!
でもまだまだ海水温が高いらしいと聞いて行ってきました今度は八重根!

プール状になっている旧八重根海水浴場も安全に泳げるいいスポットですが、
今回はダイビングでよく使われている浜の方に行ってみました。

そしたら、ここが、天国だった…!

鮮やかなソラスズメダイなどの小魚の群れがいるわ、
大きめのニザダイの群れが列をなして泳いでいるわで、
友だちと「水族館の中で泳いでるみたいだね!!」と大興奮!
海に沈められたテトラポットに苔の様な海藻が覆っていて、
そこを色々な魚がのんびり泳いだりケンカしてたり。。
海底王国か?!ってくらいファンタジックな海でした。


写真がうまく撮れなかったのが悔やまれる…!
絶対また行く!!
タイミングがよければここもウミガメがよくいるゾーンなので
次はウミガメに会えたらいいなぁ~♪

この日はダイバーさんも多くて、魚の群れの下を
人間の群れが泳いで行くのがおもしろかったです(笑)





9月になって、朝晩はけっこう涼しくなりました。風も秋めいてます。
でも日中はまだまだ夏!
とくに海は海水も温かいし、まだまだ泳げそうです。
泳げるだけ泳ぐぞ~!!

海開き!!

6月の末、濃霧により5日間連続で飛行機が全便欠航となった「霧の5日間」のあと、
しばらくは海水温が低い状態が続いていて、だからこそイカが釣れたわけですが、
海水浴をするには冷たすぎる温度でした。天気も悪かったし。

それが、梅雨明け宣言こそされていませんが、ここ一週間くらい晴れの日が続いています。
日差しがジリジリ、夏が来たっという暑さがやってきました。
(といっても30度くらいまでしか上がらないので、群馬より…ね…)

さあそうなると海に入らずにはいられないっ!
夏は短い!
海はいつ荒れるかわからない!
仕事がいつ立て込むかわからない!
入れる時に入っとけ~!!

≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ ってなことで行ってきました~!

■7/13:ヤケンヶ浜
家から近く、岩場のため色々な魚や甲殻類がいるお気に入りの浜。
海水は脳天がしびれるほど冷たかった!!すぐ慣れたけど!

この日は潮がめっちゃくちゃ引いていて、去年入った時よりも
浜が倍くらい広がっていて、水面から出ている岩もチラホラ。


去年は確か、この立ってるところくらいまで潮が満ちていたのですが、、、

波自体は穏やかな日だったのですが、水深の浅い岩場になってしまったが故に
岩の合間を縫うような強い海流ができて結構危なかったです。


オヤビッチャの群れ。名前がおもしろい


岩の影にひそむフグ。でかい。かわいい顏してる。

■7/15:底土
底土もかなり潮が引いていました。
この時期にこんなに引いてるのは珍しいと友人が言ってましたね。
去年泳いだ時は、ブイの近くはかなり深くてちょっと怖かったものですが、
ちょっと潜れば手が届きそうな岩場の上を泳いでいたらあっさりブイの所まで行ってました。


ソラスズメダイの青は本当に綺麗!たくさんいました。


たまにデカイ魚に遭遇するとぎょっとする。魚だけに。50cmくらいあるのかなぁ。

写真には撮れなかったけど、ゾウリエビを初めて見ました。
デカイ…野球のグローブくらいあって思わず二度見しました。
友だちはイカの赤ちゃんを見たらしい(´ω`)

■7/16:乙千代ヶ浜
おっちょも同じく潮が引いて、いつもは見えない岩場が露出してました。
水温はだいぶ温かかったけど、所々に冷たい流れがあって、けっこう体が冷えました。


ハナミノカサゴ!思わず声が出るビジュアルです。
弱っていたのか、そういう生き物なのか、ゆ~ったりと漂っていました。
一目で「触わるな危険」とわかる風貌・・実際背中に毒があるそうです。
しかしなんでこんな姿になったんでしょうね?海の生き物は本当に不思議で面白い。


ヨコシマなこの子はカゴカキダイ(たぶん)

どこも1時間ちょいくらいしか入っていませんが、やー楽しい!
岩についた藻?をハムハム食べている蛍光色のカニとか、
気が付くと自分の真下にハリセンボンがぬぼーっと漂ってたりとか。
青やら紫やら黄緑色やら、鮮やかでちょっと毒々しい色の不思議な生き物が
たくさん息づいている八丈の海は飽きることがありません。
陸と隣り合わせなのに、まったく違う世界なんだなぁ~と泳ぐたびに感動します。

今年はあと何回泳げるかな~(^ω^)

釣りをしよう – イカまとめ –

こんにちは、Hasneのオットのほうです。

今年は初めてのイカ釣りに挑戦しまして釣果は49杯(そのうち頂いたものが9杯)。前回のブログのあとも何度か釣りに行っていました。
おすそわけや義実家に送ったりしましたが、まだ冷凍庫がパンパンです。これを来年のイカ釣りの時期までの1年間をかけて頂いていきます。初心者にしては大漁だったのではないでしょうか。1日に100杯とか釣る人もいるそうですが。。島には冷凍庫を持っている人が結構いるという話を聞きますが納得です。

今回は来年のイカ釣りにむけて、今年覚えたことをまとめておきます。(※初心者の個人の感覚による覚書です)

イカの時期

イカが釣れるのは5月後半(?)〜6月中旬。
初めてイカ釣りに行ったのが6/5なので、それ以前の様子は不明ですが、時期の初めの頃の方が産卵前で美味らしいです。終わりの時期に関しては例年は6月中旬だけど、今年は7月半ばになってもまだ釣れていました。そういえばフリージアも1ヶ月後ろにずれこんでいたし、そういう年なのかな?
釣れる時期は海水温が関係するらしく、冷水塊がくるとよく釣れるようです。周りに話を聞くと霧の日によく釣れる気がするとか。冷たい海水が霧を発生させるとか、そんな因果関係があるのかな?

釣りかた

仕掛けは前回のブログを参照。
引きがあまり強くないので、アタリがわかりづらいです。リールを巻いていても「ん?かかっているのかな?」ってときがありました。
あくまで個人の感覚ですが、高い堤防の場合は水中のケミホタルを見ているとわかりやすかった。ウキについたケミホタルを起点として、水中のケミホタルがどんな位置関係にあるかを覚えておき、いつもと位置がずれてるとアタっていることが多い(以下図)。

低い堤防ではウキ側のケミホタルしか見ませんが、ウキとの距離が近いので動きに注視していればわかります。たまに竿を動かしてバケを動かしてやると、アタっているときにはウキの動きが違うのでわかりやすい。
潮の流れが変わるタイミングで釣れることが多い気がしました。

釣り上げてから

海水を組んだバケツに入れる人、そのまま地面に放置する人と様々だけど、とりあえずスミを吐かせる。スミや水は思ったより長い距離飛ぶので注意。ポラリスのライブTシャツにスミがかかり、未だに取れていません。釣りは汚れてもいい格好で。
ある程度スミを吐いたと思ったら直接ビニール袋に入れて、氷と海水を入れたクーラーボックスに入れる。イカが直接氷や真水に当たると質が落ちるので注意。

帰ってからの処理

その日に食べないぶんは、アルミホイルとサランラップで巻いて冷凍庫へ。アルミホイルで巻くことで凍るスピードが早く、鮮度をキープできます。冷凍したものでも冷蔵庫で解凍すれば生食可能。イカの場合は魚と違って後処理が楽だからとても助かります。

イカの種類

実は自分が未だに何を釣っているのか正確にはわかっていませんでした。お恥ずかしい。
ちょっと調べてみましょう。

島ではヤリケンと呼ばれています。最初は「ヤリイカとケンサキイカの両方が釣れるのかな」と思っていました。が、こちらのブログを見るとヤリケン = マルイカ と書かれています。なるほど、ヤリケンというのは、ある種類の俗称なんだな。で、正式名称はマルイカなのか。
さらにGoogle先生の検索結果を眺めていて見つけたこちらのブログ記事のタイトル。アカイカ(ヤリケン)釣りヤリケン = アカイカ 説が出てきました。なんてこった。どちらが正しいのでしょう。
海風おねえさんのこちらの記事を見てみると、赤イカ(ケンサキイカ、ヤリケン)と書かれています。おぉ!ヤリケン = アカイカ = ケンサキイカ のようです。ケンサキイカは聞いたことあるので、これが正式名称でしょう。ありがとうおねえさん。
こうなると気になるのが マルイカ です。こちらのページの地方名・市場名に答えが書いてありました。マルイカはケンサキイカの相模湾、東京湾沿岸での呼び名なんですね。
ヤリケン = アカイカ = ケンサキイカ = マルイカ ということで全てが繋がりました。やった!
ちなみに先ほどの市場魚貝類図鑑のヤリイカのページを見てみると愛知のほうでは ヤリイカをケンサキイカって呼んているらしい。うそでしょ。

島ではヤリケンを釣っていると、たまにスルメイカが釣れます。スルメイカは生食には向かないそうなので気をつけねば。色も形も違うので、見分けるのは簡単かと。上がヤリケンで下がスルメイカです。

スルメイカのほうが黒目がちで愛嬌がありますね。サイズはどこまで個体差があるのかわかりませんが、エンペラの形も違うし、色も違う。

来年にむけて

以上、今年覚えたイカの情報でした。
今年は運良く1年分のイカを確保できました。年によって好不調があるそうなので、来年はどうなることか。刺身でも焼いても煮ても美味いし調理も簡単なので、来年もぜひ釣りたいものです。特に美味いと言われている出始めのイカを釣ってみたいな。

釣りをしよう – イカ編 –

こんにちは、Hasneのオットのほうです。
私は八丈島に移住したら是非やってみたいと思っていたことがありました。
それはイカ釣り。

以前友人宅へお邪魔したときにご馳走になりましたが、刺身がまぁうまい。かき揚げもいただきましたが、イカの味がしっかりしていてこれまたうまい。こんな美味しいものが堤防から釣れるのか、と。

去年はモダモダしていたら時期を逃してしまったので、今年こそはと先日行って来ました。
右も左もわからないため、まずは釣り具屋さんに相談。神港つり具さんに聞いたところ、仕掛けを実際に作って見せてくれて、釣り方もとても丁寧に教えてくれました。ありがとうございます。釣りをするなら神港つり具。

仕掛けはこんな感じ。

ケミホタルの灯りに誘われたイカが、バケにくくりつけたキビナゴを捕らえて引っかかる、という寸法。釣り場に行くと、一本の仕掛けにバケをいくつもつけていたり、替えのバケを何個も準備している人がいました。釣れるときは短時間だけ入れ食い状態になり、休んでる暇もなくなるとか。
うーむ、そんな場面に遭遇してみたいものです。

釣れる時間は夜、完全に日が暮れてから。しかし場所取りが必要なため、日暮れより少し早めに行きます。
すでに今年のイカのピークは過ぎていたそうですが、それでも平日にもかかわらず10人ほど。ピーク時には狭い堤防に30人とかいるそうです。大人気ですね。

日が暮れるまでは夕日をみたりしながら待ちます。風が強い時にはそんな余裕はないので、ひたすら耐えます。

この日はとても綺麗な夕焼けでした。

日が暮れたら釣り開始。
仕掛けを投げ入れて、待ちます。潮で隣の人のほうまで流れてしまったら巻いて再投入。私たちの目標は 周りの人に迷惑をかけない です。

あれ?引いてるかな?と思ったら、波や風のせいだったというのをしばらく繰り返していると、グンっとケミホタルが水中に引き込まれました。今までとは動きが全く違います。
リールをグルグルと巻きます。引きは強くないので、竿を立てたりしなくても、リールの力だけで巻き取れます。
そして引き上げたのがこちら。

釣りたては透明。すごく綺麗です。不思議な生き物だなぁ。
これが弱ってくると赤くなり、さらに時間がたつと乳白色になります。将太の寿司でみたとおりでした。

この日の釣果は3杯でした。何十杯と釣れることもあるらしいからすごい。

今年は4回行って0杯、3杯、1杯、2杯。合計6杯でした。実はバケを2回もロストしているので赤字だろうか?まぁ経験はプライスレスですし。
例年では6月の中旬にはイカが釣れる時期は終わるらしいので、今年は終わりかな。釣ったイカを冷凍して来年までの1年間で食べていく感じです。1年分ならもうちょっと釣りたかったな。
と思ったらTwitterに大漁の報告が。。。

八丈島移住から一年

こんにちは、Hasneのオットのほうです。

先月3/25に、八丈島に移住して一年が経ちました。あっという間です。
前回ツマが一年を振り返るブログをアップしたので、今回は私が感じたことなどをつらつらと書いていきたいと思います。

のんびりとした暮らし

仕事の合間にクジラやウミガメを見に海へ行ったり、植物公園まで散歩したりとナチュラルシンプルベーシックな生活を送りました。
島の空気ものんびりとしています。あまり仕事にあくせくしていないようで、定時の17時(なぜかちょい前)ぐらいになると帰宅する人たちであろう車で通りが活発に。仕事終わりに釣りに行く人も多いみたいです。
そんななか深夜にクライアントのチャットが活発にやり取りされているのを見かけると、もう東京には戻れないな。。と思います。

住めば都

最初の頃はトラブルもいろいろありました。天井裏のネズミがうるさい、けたたましい鳥の鳴き声がする、虫が多い、強風時の風の音が怖い、豪雨が多いなどなど。しかしそれらも今では対策を立てたり、慣れたりでそんなに気になりません。慣れってすごい。

近所にはスーパーや本屋、100均もあり、買い物にも困りません。
他に必要なものはネットで買えますし。クロネコヤマトの営業所がちゃんとあるので、離島NGの商品も問い合わせたら大丈夫だったりするらしいです。
東京のように街中に誘惑があるわけではないので、無駄な買い物も減りました。

仕事について

仕事に関しては、都内のクライアントからはチャット等で依頼を受けるているため、ネットさえ開通していれば問題ありません。八丈島までは光回線が通っているため、東京にいた頃と環境は同じ。雷が多く、停電することもありますが復旧も早いため、いまのところ困ったことはありませんでした。
また、商品撮影がある場合には商品を送ってもらい、自宅で撮影をしています。クロネコさん、いつもお世話になっています。モデルが必要な場合には東京に行って撮影することもありますが、飛行機で50分なのでわりと近い。天気が不安定でよく欠航するので、計画性は必要ですが。

心配な点としては、パソコンが壊れたらすぐに替えを用意できないこと。早めにもう一台買わないとなぁ。

快適な島暮らし1年目でした

そんな感じでとても快適な八丈島での一年でした。
これもみな、移住後も仕事をくださるクライアントや 、いろいろと助けてくれる現地の友人あってのことですね。すべてに感謝。
今年は去年できなかった野菜作りを、小規模でいいのでやってみたいなぁ。

気づいたら一年

あっっという間に、八丈島へ移住してから一年が経ちました。
本当に一年が早くて、これは年のせいなのか毎日が充実しているからなのか。。。

去年の今頃は、まずネズミの洗礼を受けて心が半分折れていましたね(笑)
結局5月くらいまで、あれこれネズミ対策を調べては実行し、不発に終わり。。。
ということを繰り返して神経をすり減らしていました^^;
今となっては思い出のひとつですが、かなりしんどかった・・・

結局、ネズミは大家さんに対策をお願いしたところこれが効果てきめんで、
その後ほとんど出てこなくなりました!!

対策後も、何度か天井裏で不穏な音がしたこともあったのですが、
新しく迎えた小僧猫のおかげか、居つくこともなく、
もうここ数か月まったく音も気配もありません。


ヤンチャな小僧猫・チータ


トラさんに襲い掛かる小僧

安眠の日々!心の平穏!それは明日への希望!!
…という感じで、ネズミ問題が解決されてからは毎日が本当に快適で、
移住してよかった!!と心の底から思えるようになりました^^

夏は綺麗な海で魚と泳いで感動しまくった。
秋はススキが島内のあちこちで揺れて散歩に最高。
冬はそれなりに寒いけど東京よりはマシだし、クジラや渡り鳥を探す楽しみがある。
友人とはしょっちゅうおすそ分けしたりされたり、楽しい食卓に誘ってくれて。

いやぁ、ホントに移住してよかったです。
ここ数年、毎年冬には風邪をひいてたけど、今年はひかなかったもんなぁ。
やっぱり毎日ゆったりとストレスフリーな生活をしてるからだと思います。

それもこれも、ご近所の方や島で出会った方、友人、
そしてお仕事を下さるお取引先様と家族のサポートがあってこそ。
この場を借りてお礼申し上げます<(_ _)>

これから少しずつでも島のお役にたてることができたらなと思っております。
2年目もよろしくお願いします^^

クジラを探す日々

年末からクジラの目撃情報が出てくるようになり、
年を明けてから益々その情報がTwitterで飛び交うようになりました。

元々八丈島近海にはクジラは生息していなかったそうです。
それが2015年の年末に初めて目撃されて、この冬そのクジラたちが戻ってくるか
期待されていたところ、仲間をたくさん引き連れて(?)戻ってきたようです。
八丈島近海にクジラが現れたことは、クジラの研究をされている方の中でも
衝撃のニュースだったそうですよ。

今シーズンは東京海洋大学のチームが生態調査を始めており、
調査結果はこちらの八丈町のページで随時更新されています。
これを見る限り、なかなかの群れで来ているようです。
ダイバーさんも、クジラの歌を聴くことがあるそうですよ。ステキだ!!

そんなわけで、ここのところの我々の楽しみはクジラ探しです。
・雨が降っていなくて
・海が穏やかで
・仕事が落ち着いている
この3条件がそろった時はできるだけ海に行くようにしています^^

クジラも気ままですし、何と言っても海は広い!
必ずクジラに遭遇するわけでなく、今のところ50%くらいの遭遇率です。
目撃場所も様々。その日によって違うので、クジラウォッチングをする日は
あちこちの海岸を回ります。

ある日のおっちょが浜では撮影にも成功!!

超遠い(笑)

クジラ探し=潮吹き探しです。
すぐに消える白波とは明らかに違って、潮吹きはしばらく水柱のような余韻が残ります。
それを目を凝らして探し当てると、そのあたりで何度も潮吹きします。
群れでいるとあちこちで潮が上がったり。
そしてだいたい、潮吹きの後にはゴロンゴロンとするので、背びれや尾びれが見られます。
オットは一度ジャンプを見ました。うらやましい!!

足湯きらめきでおなじみの藍ヶ江港に行った時は、肉眼ではっきりと見える距離で
潮吹きと背びれや尾びれを見ることができました。

夏には海水浴客でにぎわう底土海岸では、
テトラポットのすぐ近くで潮吹きと背びれが見えました。
えっこんな近くに来るの?!と衝撃でした。
いま海水浴したらクジラの歌聞こえるんじゃ?っていう距離。

いつまで見られるかわからないけど、島の冬の楽しみのひとつになりました。
あー、しかし海に行くと入りたくなる~!
夏が待ち遠しいと思うのは初めてかもしれない(笑)暑がりなので。。

おさかな朝市に行ってきました

先週の土曜日(2/18)に「八丈おさかな朝市」に行ってきました。
おさかな朝市は、毎月第3土曜日に八丈島漁協の女性部の皆さんが、島で獲れた魚を使ったお惣菜などを販売する人気イベント。私たちがこのイベントに訪れるのは今回で2回目。

場所は底土港の船客待合所 2階。オープンは10:00です。
到着したのが開催の5分前だったため、会場のある2階から1階まで行列が続いていました。イベントの開催時間が1時間しかないは、早くに商品が売り切れてしまうのでしょうね。

開場するとスタッフのみなさんが入り口でお出迎え。知り合いを見つけて話しかけている姿は地域密着な感じでいいですね。
会場ではフライや島寿司などのお惣菜や、海苔、糸寒天などの加工品に加えて、野菜、ジャム、花なども並んでいます。

冷凍の魚は販売していたのですが、鮮魚がなかったのは残念でした。以前のおさかな朝市を紹介したブログには載っていたので、今回はタイミングが悪くていいものが獲れなかったのでしょうか。
2015年の様子→ 『八丈おさかな朝市 in 樫立&底土』| 八丈島観光協会blog

会場奥ではトビウオのすり身汁の試食も振舞われています。
むちむちとした食感が美味。

今回購入したものは
・島寿司
・フライの巻き寿司
・金目鯛のアラ(冷凍)
・かき菜
・ほうれん草
立派なサイズの金目のアラが200円。あとから追加しようとしましたが、売り切れていました。
島寿司、巻き寿司はお昼にいただきます。

会場のすぐ横が底土海水浴場なので、買い物後に散歩。
暖かければ買ったお惣菜をこの辺りで食べてもいいですね。
今日は残念ながらウミガメもクジラも見られませんでした。

購入した金目鯛のアラは、その日の晩ご飯に煮付けにしていただきました。
頭まわりのアラはフワっとした身や、ぷりっとしっかりとした歯ごたえの部位、ゼラチン質の部分など色々楽しめて、甘辛いタレと相まってご飯が進んでしまいます。
販売スタッフのかたに塩焼きもすすめられたので、次回も売っていたら試してみたいです。