気づいたら一年

あっっという間に、八丈島へ移住してから一年が経ちました。
本当に一年が早くて、これは年のせいなのか毎日が充実しているからなのか。。。

去年の今頃は、まずネズミの洗礼を受けて心が半分折れていましたね(笑)
結局5月くらいまで、あれこれネズミ対策を調べては実行し、不発に終わり。。。
ということを繰り返して神経をすり減らしていました^^;
今となっては思い出のひとつですが、かなりしんどかった・・・

結局、ネズミは大家さんに対策をお願いしたところこれが効果てきめんで、
その後ほとんど出てこなくなりました!!

対策後も、何度か天井裏で不穏な音がしたこともあったのですが、
新しく迎えた小僧猫のおかげか、居つくこともなく、
もうここ数か月まったく音も気配もありません。


ヤンチャな小僧猫・チータ


トラさんに襲い掛かる小僧

安眠の日々!心の平穏!それは明日への希望!!
…という感じで、ネズミ問題が解決されてからは毎日が本当に快適で、
移住してよかった!!と心の底から思えるようになりました^^

夏は綺麗な海で魚と泳いで感動しまくった。
秋はススキが島内のあちこちで揺れて散歩に最高。
冬はそれなりに寒いけど東京よりはマシだし、クジラや渡り鳥を探す楽しみがある。
友人とはしょっちゅうおすそ分けしたりされたり、楽しい食卓に誘ってくれて。

いやぁ、ホントに移住してよかったです。
ここ数年、毎年冬には風邪をひいてたけど、今年はひかなかったもんなぁ。
やっぱり毎日ゆったりとストレスフリーな生活をしてるからだと思います。

それもこれも、ご近所の方や島で出会った方、友人、
そしてお仕事を下さるお取引先様と家族のサポートがあってこそ。
この場を借りてお礼申し上げます<(_ _)>

これから少しずつでも島のお役にたてることができたらなと思っております。
2年目もよろしくお願いします^^

クジラを探す日々

年末からクジラの目撃情報が出てくるようになり、
年を明けてから益々その情報がTwitterで飛び交うようになりました。

元々八丈島近海にはクジラは生息していなかったそうです。
それが2015年の年末に初めて目撃されて、この冬そのクジラたちが戻ってくるか
期待されていたところ、仲間をたくさん引き連れて(?)戻ってきたようです。
八丈島近海にクジラが現れたことは、クジラの研究をされている方の中でも
衝撃のニュースだったそうですよ。

今シーズンは東京海洋大学のチームが生態調査を始めており、
調査結果はこちらの八丈町のページで随時更新されています。
これを見る限り、なかなかの群れで来ているようです。
ダイバーさんも、クジラの歌を聴くことがあるそうですよ。ステキだ!!

そんなわけで、ここのところの我々の楽しみはクジラ探しです。
・雨が降っていなくて
・海が穏やかで
・仕事が落ち着いている
この3条件がそろった時はできるだけ海に行くようにしています^^

クジラも気ままですし、何と言っても海は広い!
必ずクジラに遭遇するわけでなく、今のところ50%くらいの遭遇率です。
目撃場所も様々。その日によって違うので、クジラウォッチングをする日は
あちこちの海岸を回ります。

ある日のおっちょが浜では撮影にも成功!!

超遠い(笑)

クジラ探し=潮吹き探しです。
すぐに消える白波とは明らかに違って、潮吹きはしばらく水柱のような余韻が残ります。
それを目を凝らして探し当てると、そのあたりで何度も潮吹きします。
群れでいるとあちこちで潮が上がったり。
そしてだいたい、潮吹きの後にはゴロンゴロンとするので、背びれや尾びれが見られます。
オットは一度ジャンプを見ました。うらやましい!!

足湯きらめきでおなじみの藍ヶ江港に行った時は、肉眼ではっきりと見える距離で
潮吹きと背びれや尾びれを見ることができました。

夏には海水浴客でにぎわう底土海岸では、
テトラポットのすぐ近くで潮吹きと背びれが見えました。
えっこんな近くに来るの?!と衝撃でした。
いま海水浴したらクジラの歌聞こえるんじゃ?っていう距離。

いつまで見られるかわからないけど、島の冬の楽しみのひとつになりました。
あー、しかし海に行くと入りたくなる~!
夏が待ち遠しいと思うのは初めてかもしれない(笑)暑がりなので。。

おさかな朝市に行ってきました

先週の土曜日(2/18)に「八丈おさかな朝市」に行ってきました。
おさかな朝市は、毎月第3土曜日に八丈島漁協の女性部の皆さんが、島で獲れた魚を使ったお惣菜などを販売する人気イベント。私たちがこのイベントに訪れるのは今回で2回目。

場所は底土港の船客待合所 2階。オープンは10:00です。
到着したのが開催の5分前だったため、会場のある2階から1階まで行列が続いていました。イベントの開催時間が1時間しかないは、早くに商品が売り切れてしまうのでしょうね。

開場するとスタッフのみなさんが入り口でお出迎え。知り合いを見つけて話しかけている姿は地域密着な感じでいいですね。
会場ではフライや島寿司などのお惣菜や、海苔、糸寒天などの加工品に加えて、野菜、ジャム、花なども並んでいます。

冷凍の魚は販売していたのですが、鮮魚がなかったのは残念でした。以前のおさかな朝市を紹介したブログには載っていたので、今回はタイミングが悪くていいものが獲れなかったのでしょうか。
2015年の様子→ 『八丈おさかな朝市 in 樫立&底土』| 八丈島観光協会blog

会場奥ではトビウオのすり身汁の試食も振舞われています。
むちむちとした食感が美味。

今回購入したものは
・島寿司
・フライの巻き寿司
・金目鯛のアラ(冷凍)
・かき菜
・ほうれん草
立派なサイズの金目のアラが200円。あとから追加しようとしましたが、売り切れていました。
島寿司、巻き寿司はお昼にいただきます。

会場のすぐ横が底土海水浴場なので、買い物後に散歩。
暖かければ買ったお惣菜をこの辺りで食べてもいいですね。
今日は残念ながらウミガメもクジラも見られませんでした。

購入した金目鯛のアラは、その日の晩ご飯に煮付けにしていただきました。
頭まわりのアラはフワっとした身や、ぷりっとしっかりとした歯ごたえの部位、ゼラチン質の部分など色々楽しめて、甘辛いタレと相まってご飯が進んでしまいます。
販売スタッフのかたに塩焼きもすすめられたので、次回も売っていたら試してみたいです。

バードウォッチ

先日の誕生日に、オットから双眼鏡をプレゼントされました。

うおーこれでホエールウォッチングできる!

昨年末からザトウクジラが島の周りで目撃されていて、
見てみたいと思ってたんですよね。
100均の双眼鏡はオモチャみたいなので当然あまりよく見えず。。。

この8倍の双眼鏡は思った以上に遠くまで、クッッキリと見えて感動!!
いつも見慣れている山も、この双眼鏡で見ると、
木々の揺らめきや、隠れるように立つ電信柱なんかも見えて別の景色になります。
これはおもしろい!

ということで、今日は天気もよかったので、双眼鏡を持って散歩に出かけました。
あまりにもあたたかくて気持ちのよい日だったので少し足を延ばして植物公園へ。
ここには「バードサンクチュアリ」と名付けられたゾーンがあり、
きっと鳥の観察スポットに違いない!そこに行けば多種多様な鳥に出会えるはず!
と期待して植物公園の中を進みます。

まあ、植物公園はいわゆる「森」なので、
バードサンクチュアリに行かなくても、あちらこちらから色々な鳥の声がして、
頭上で飛び交のも見えるですが、いかんせん警戒心が強いのか、
一瞬でいなくなってしまってその姿を捕えるのは至難の業。
バードウォッチング、意外と訓練が必要だぞ。。

結果、メジロとトラツグミ(たぶん)だけしか確認できませんでした。。。
メジロはぷっくり丸々としたおなかが可愛くて、
真下から双眼鏡で見たときは一瞬何かわからなくて、
ペンギンかと思いました^^;

ほかにも、「アカコッコかなぁ?」とか、「ハトに近いけどハトじゃない鳥」とか
何種類か出会えはしたんですが、一瞬の逢瀬と乏しい鳥の知識では判別できず。。。
鳥のこともっと知りたい!と思いましたね。

追伸:
クジラにはまだ出会えていませんが、
子亀にはよく会います♪かわいい。。

底土で見かけた鳥。なんて鳥だろう??けっこう大きかった。

鋏を置いて帰るまで振り返ってはいけない

八丈島には節分の日に、一風変わった方法で厄落としをする風習があります。
岸さん(ヨメ氏)が社会人になりたてのころ、島の友達に教わっておこなったそうです。
東京に住んでいながら、真冬の八丈島に来てまで厄落としをしたとは、よほど落としたい何かが憑いていたのでしょうか。

さて、その厄落としのやりかたですが、まずハサミを準備します。このハサミは文房具のハサミでも眉切りバサミでもなんでもいいらしいです。
そして節分の日の夜、一人で近所にある三叉路へ向かいます。その道中は決して振り返ってはいけず、人に見られてもいけません。
三叉路についたら、持ってきたハサミをそこに置き、来た道とは違う道を通って帰ります。

普段歩く道だとしても、振り返ってはいけないと言われるととても怖いですね。しかも手にはハサミを持っている。想像するとわりとホラーな光景です。

三叉路に置いていったハサミは、そのあとに通って見つけた人に拾ってもらう必要性があります。そのため、ハサミと一緒にお金を少し置いていくんだとか。
友人は拾ってくれる人のために、わざわざ吉祥寺でオシャレなハサミを買っていったそうです。拾った人はとても喜んでいたそう。誰が拾ったかわかるのは、繋がりの強い島ならでわですね。

ちなみに、この記事を書くにあたって、八丈島の厄落としのやりかたについてネットで検索してみたのですが、どうやら地域によってやりかたが違うようです。地域にによって、置いてくるものがクシだったり鏡だったり、また置いてあるクシは拾ってはいけないとか。時間も早朝の場合があるみたいです。小さな島内でも文化が違うものですね。

そんなわけで先日、節分の次の日に散歩がてらお金ハサミを探しに。
昼前だったので遅すぎたのか、残念ながらハサミは見つかりませんでした。しかし、いつもより歩いている人を見かけた気がします。小学生ぐらいの4人組と、墓場からビール片手にフラフラと一人歩いてきた男性はきっとそうでしょう、うん。
あのビールは拾ったお金で買ったのでしょうか。そうだとするとハサミも持っていたでしょうから、それも怖い話ですね。昼間に酔っ払った男性が墓場でハサミを持っていた。なかなか事件性を感じさせてくれる響きです。
来年こそは我々も落ちているお金を拾いたいものです。

薬師堂例大祭

住んでいる家からわりと近くに、目の神様として島では親しまれている薬師堂があります。
鬱蒼とした森の中にこじんまりとひっそりと佇んでいる薬師様。
ポケモンGOを始めてからは最寄りのポケストップとしてよく行くようになりました^^;

その薬師様で、毎年行われているというお祭りのお手伝いに参加しました。
(住んでいる地区が同じなので回覧板が回ってくる)

祭り前日、まずは島で採れたたくさんの里芋、八つ頭、ジャガイモの皮むき。
麻袋4,5個分の大量のお芋。ご寄附だそうです(;゚Д゚)ひょー
5,6人で3時間くらいかかったでしょうか。
ご近所の皆さんとおしゃべりをしながらひたすら剥きます。
といっても、里芋は剥くというより皮を削り落としていくやり方。
島では「こしょげる」「きしょげる」というらしいです。
確かにこの方法だと無駄がないし手も痒くならない・・・!目からウロコでした。

一方、オット含め、男性の皆様はひたすら餅つき。
薪で火を起こして蒸したもち米を、臼と杵でつくんですよ!
何年ぶりに見る光景だろう。。小学生のとき以来かも。

ついた餅は女性陣の手によってすぐさま切り分けられ、形を整えて乾かします。
乾かした餅は半紙に包んで、来場された方にお渡しするんだそうです。
芋剥きのあとはこの餅を包む作業を担当していました。
次から次へと運ばれてくる餅を、乾いた順に包んでいく。。
ここでもやはり楽しいおしゃべりをしながら和気あいあいと手を動かします。
私自身はしゃべりが得意じゃないんだけど人の話を聞くのは好きなんで、
島の昔の話とか聞けておもしろかったです。

気が付いたら日が傾いて、餅も無事包み終わりこの日の作業は終了。
久しぶりに体を動かしたインドア夫婦は体のあちこちが痛いww
ありがたいことに友人が夕飯をごちそうしてくれたので非常に助かりました…!!

さてお祭り当日。
作業場に行くと、昨日剥いた芋がすでに煮始められていていい匂いがたちこめていました。
少し味見をさせてもらうとやっぱりホクホクでうまぁーい!!昨日の苦労が報われましたw

次々に炊き上がるお米で、お客様にふるまうおむすびを皆さんと一緒に握っていきます。
小さめに握った白いおむすびに、すりごまを全体にまぶしていく「ゴマおむすび」。
このゴマおむすび、島に来て初めて食べたんだけど、これもうまいのよね。
ゴマに混ぜた塩がい~い塩梅で、ゴマの甘さとマッチして優しいお味。
しかし握る数がすごい。最終的に500個くらい握りました。

作業場から薬師堂に移動して、いよいよお祭りの始まり。
お芋やおにぎりのほか、焼きそばやバーベキュー、フライドポテト、ポップコーンなどなど、
たくさんふるまわれました。お酒や飲み物まで!!
出店じゃないんですよ、おふるまいなんですよ!ふ、ふとっぱら!!
私はおにぎりなどをお渡しする係につきましたが、お客様の列が途切れません!
想像以上のすごい人で、境内は人が溢れフェス状態(ノ゚ρ゚)ノ
数に限りがあった今川焼などはあっという間になくなってしまいました。

お堂の横ではカラオケが始まって、子供たちがレリゴーを歌ったり、
かと思えば銀杏の木の下で八丈太鼓が始まったりと、
フリーダムでアットホームな雰囲気のお祭りでした。
今年は薬師堂の改修も行われたので、きれいになった薬師様を囲んで
みなさん美味しいものを食べながらまったりと楽しまれたのではないでしょうか。

お祭りって、これまでお客として参加するだけで、
催す側に回るなんて考えたこともなかったです。
なのでお手伝いができていい経験になりました。
たくさんの人の手と善意で成り立っているんだなあと実感。
今年で100回目だそうですが、これからも続くといいですね。
関係者の皆様、大変お疲れ様でした!<(_ _)>
写真を撮る暇がなかったのが残念ですが、
スーパーあさぬまさんのブログがお祭りの様子を詳細に書いてくださってます^^
写真の何枚かにオットが映りこんでいるww

秋…?冬…?

本州は雪が降ったりしてかなり寒くなっているようです。
八丈島もやはり寒くなってきましたが、やはり本州ほどではありません。
日が出ている日中は長袖シャツとパーカーでOK。
すこし動くとパーカーもいらないくらい。
朝晩は冷えますが、まだホットカーペット(弱)でなんとかなってます。

空気が乾燥していないからか、刺すような寒さはないんですよね、今のところ。
群馬の冬は文字通り肌が固まるような寒さがあったけど、
こちらはひんやり、という言葉がしっくりくるような寒さです。

少し寒くなってきたかな、秋だなーと思い始めた11月後半あたりから、
家の中にヤ・・・ヤスデが出るようになりました(><)
大量発生というほどではないにしろ、毎日5匹くらい退治してます。
ヤスデって、危険を察知するとクサイ液を出すらしいんですが、
それが木酢液のような、正●丸みたいな匂いなんですね。。
見つけ次第ティッシュで潰してるんですが、ごみ箱が正露●くさくなっています。。。(;´Д`)オゥェ

島の一部地域ではヤスデが大発生するらしく、
家の外壁を一周するだけでビンにヤスデがいっぱいたまるとか、
家の周りでヤスデを駆除したら10kg袋×5袋になっただとか、
大発生地域の道路を車で通ると「ブチブチブチッ」という音がするだとか、
もはやホラーとしか思えない逸話をたくさん聞きました。。
幸い、うちのあたりでは今までに大発生したことないらしいのですが、
何しろ自然が相手ですからね。。今年大発生しない保証はどこにもない。。
戦々恐々としているこのごろです。

カメラ新調

買ったときは「うわーすげーキレー!」と思ったカメラも、
数年たてば新しい機種と比べて見劣りするようになるもの。。
我々は仕事で使っていることもあり色々と不便を感じていたので
思い切って新調しました。

canon EOS 5D MarkⅢ。

まず持ってみての感想は、
くっそ重いwwwww
今まで使っていたのがKISSだったせいもあると思うんだけど、
持ち運ぶだけで腕がムキムキになりそうだ。。
運動不足なのでちょうどいいと思うようにします。

早速使ってみましたが、やっぱり素晴らしいです。
まずフォーカスの速度がむちゃくちゃ速い!
あっと思った時にはフォーカスが合ってシャッターも切れてるので
猫とか鳥とか動くものを撮る時にストレスがないです。

そして多少暗くても綺麗に撮れる!
室内での撮影が多いのでとてもありがたいです。

WEB用にサイズを落としてあるけどちょこっとお披露目

●夕日

2k1a3573
●夕日とススキ

2k1a3575

●夕日と月(左上にちっちゃい三日月)

2k1a3584

 
●トラさん

2k1a3047

●トラさん(最近キャットタワーがお気に入り)

2k1a3338
●トラさん(こぼれ落ちそう・・・)

2k1a3601
●フクちゃん(遠くからでもこの通り綺麗に撮れる)

2k1a3035

・・・夕日と猫しかねーな。。。

まだまだ全然使いこなせてないので勉強勉強!
カメラに見合う写真が撮れるようにならないとですね。

トラさん脱走事件(後半)

<前回までのあらすじ>
夜陰に紛れ脱走を企てたトラ。
床下で追手をやりすごしていたところを宿敵・黒猫のフクに発見されてしまう。
増援を呼ばれニンゲンに取り囲まれるトラ…絶体絶命のピンチ!

お隣さんの床下でフクちゃんとにらみ合い、カチコチになっているトラさんを発見。
良かった見つかった!!とホッとしたのもつかの間、大事なのはここから。
この時は手を伸ばせば届くか届かないか、くらいの距離にいるトラさん。
刺激してさらに奥へと逃げられたらもう手が出せない!慎重な対応が求められます。

まずはトラの目と鼻の先で威嚇しているフクちゃんをどうにかせねば。
不思議なことに、こんなに近くにいるのに、トラに飛びかかったりする様子がないフクちゃん。
普段網戸越しに対面する時は飛び掛かりそうになることもよくあるのに。
トラに戦意がないことを悟っているのか、
「てめーさっさと家に帰れよ」というお叱りの威嚇なのか。。
ともかく、下手にこちらが手を出してフクちゃんを刺激してしまうと
そのままケンカに発展しかねないのでどうしたものかと手をこまねいていたところ、
オットが普段あげているカリカリご飯を持って来たりフクちゃんの名前を呼んだりしてたら
スッと床下から出てきたフクちゃん。ありがとうフクちゃん!アンタほんまに賢い子や!!

この機を逃すまいぞとトラさん捕獲作戦開始。
トラさんは手を伸ばしてようやく触れるくらいの距離にいるので、
最近お気に入りのおやつ「ちゃおチュール」でおびき寄せる作戦です。

いつもならチュールを鼻先に近づけると前のめりで食いついてくるのですが無反応。完全に固まっています。
私の後ろに、すぐ近くにフクちゃんがいるのでまだ警戒しているようです。
オットと友達に、フクちゃんを遠ざけてくれるように要請。
しばらくして「フクちゃん遠くに行ったよ」と声がかかったので
改めてチュールをあげたら、ようやくこちらを向いてペロリとなめた!
一口なめたらこちらのもの。チュールの誘惑には勝てないトラさんは
夢中でペロペロペロペロ…少しずつこちらに引き寄せられているとも知らず。。。
引き寄せられるところまでおびき出したら一気に捕獲!!
5.5kgの体重で抵抗をされたのでかなり重かったけど、
ここで放した二度と帰ってこないかもしれないと思うと絶対放すもんかと力が湧くもんです。
無事に確保!がっちり抱っこ!!

あぁぁぁぁぁあああ~~!!よかったよぅよかったぁぁあああーー!!!
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!

急いで家に駆け戻り、窓が全部閉まっていることを確認のうえトラを開放しました。
怯えて隠れるかと思いきや、何食わぬ顔で毛づくろいを始めて、「ふーやれやれ」って感じで水を飲むトラさん。
その後も何もなかったかのように人の膝の上で寛ぐトラさんでした。。。

ふーやれやれ

ちっとは悪びれろよ!!でもスキッ!(´〓`)無事でよかったよ!!

あとになって聞いた話ですが、フクちゃんを遠ざけて、と言われたオットは
エサをちらつかせたり名前を呼んだりしてなんとかフクちゃんの気をトラから逸らせようと奮闘。
そこへ「私がフクちゃんを(抱えて)遠ざける!」と意気込んだ友人がやってきて、
闇にまぎれたフクちゃんを探そうと半歩下がったところ
まさかのそこにフクちゃんがいて踏んづけてしまうというアクシデント発生!
リアル猫ふんじゃった状態。
当然フクちゃんはふぎゃぎゃぎゃぎゃと泣きながら飛び退り、
慌てた友人が「ごめんフクちゃん大丈夫?!」と駆け寄るも
ふぎゃぎゃぎゃぎゃと威嚇しながら逃げて行ったそうです。

結果的にトラから遠ざけてくれたわけですが、、、
恩人(猫)になんてことしてくれたんだと非難轟々の友人。
功労者なのに罪人扱いされる流人の島でありました。

その後のフクちゃんはというと、変わらず天気のいい日には遊びに来てくれます。
気がかりだったケガとかもなくて本当によかった…!
ありがとうそしてごめんなさい^_^;

飼い主さんに聞いたところ、フクちゃんは東日本大震災で津波に流されていたのを保護された猫だそうです。
福島のフクちゃん。不思議な縁で島にやってきたフクちゃん。
相変わらずトラさんと目が合うと威嚇しあう仲ですが、
うちにとってはまさに救世主。フクの神であります。

鎮座されるフクの神

<<終>>

トラさん脱走事件

先日、うちの愛猫トラさんが脱走しました。

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トラさんは繊細でおとなしく、まったりとした穏やかさんなのですが、
頭もよく、意外に抜け目のない子だったりします。
前の家でも網戸を器用に開けてベランダで風に当たったりしてました。
島に来てからも、一度ほんの一瞬のスキをついて網戸を開け
外に飛び出したことがあったんですが、我々が必死の形相で追いかけまわしたのに懲りたのか、
それからは自分で網戸を開けることもありませんでした。

そんな風に油断していた先日、夜の9時過ぎに、カーテンの影に隠れて網戸を開け脱走したトラさん。
その時、友人を招いて宴会中だった我々は、しばらくたってからそのことに気づきました。
気づいた瞬間真っ青になり、みんなで表に飛び出しあたりを探し回りました。
時間が時間なので、控えめな音量で名前を呼びながら。

トラは14歳ともうおじいちゃん。
都会のマンションでぬくぬく暮らしていた完全な箱入り猫です。
島の野良ネコちゃんに遭遇したら100%フルボッコにされてしまう。

夜、しかもうちの周りは街灯も少ないし、何より家の周囲がロベ畑!!完全なる闇です。
猫にとっては隠れる場所なんかいくらでもあります。
はっきり言って見つかるあてもなく途方に暮れていた時に、
縁側に近所の黒猫・フクちゃんが現れました。

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天気がいい日にはうちの庭先に現れ、トラさんと威嚇しあう間柄のフクちゃん。
夜にうちに来るのは初めてでした。
トラはもう戻ってこないかもしれない・・・と憔悴していた私は
「フクちゃん、うちのトラさん探してきてよ」と冗談半分で話しかけました。

「オレには関係ねぇぜ」とでも言いたげなクールな眼差しで闇に消えていくフクちゃん。
黒猫ってほんとに夜だとどこにいるかわからなくなるな・・・とぼんやりしていたら、
一緒にトラを探してくれていた友人が「なんか声しなかった?」と。
聞き耳を立てると、たしかに近くで猫のうなり声が。
トラの声だ!!!!

声のする方へ静かに近づいて行ってみると、お隣さんの床下から威嚇しあう猫の声が。
(島のお宅は湿気や鼠対策のため、高床式のおうちが多いです。うちもそうです)
床下を覗き込むとフクちゃんの目と鼻の先で固まるトラの姿が!!

い、いたぁぁぁぁぁ~~~!!!!

<<後半に続く>>

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