釣りベンジその2

さて、前日の大漁の興奮も冷めやらぬ我々は翌日も同じ釣り場へ。
前日お世話になった釣り人さんが何人かいらっしゃったのでご挨拶すると
今日は全然ダメ、とのこと。朝から粘ってるけど群れが来ないと。
ただその釣り場の壁を隔てた向こう側では釣れてるから
どうも昨日の群れがそっちに移動したみたいだよと、
これまた有益な情報をいただき、いそいそと向かってみました。

したら、ほんとにいた!
群れがウヨウヨ、しかも前日よりも海面に近いところにいるのか
魚影がすごくよく見える!

群れが移動する前に釣るべ!急げ!!
と慌てて準備をしてコマセを撒き糸を垂らす・・・・

5秒でヒット!!(体感的に)
しかもでっけぇムロアジ~!

あまりのヒットの早さにオロオロしながらも針を外しクーラーボックスへ。
さーこの調子でいければいいけどな~と針を垂らし・・・・

10秒でヒット!!(あくまで体感的に)
いやもうほんとそのくらい、まさに入れ食い状態でした。

この日はコマセを撒いた時の食いつきがすごくて、だからなのか仕掛けにもよく食いつくこと。
あんまりにもバカスカ釣れるもんだから、途中からフィッシングハイ?状態になり、
オットの「もうクーラーボックスいっぱいだよ」の声にも耳を貸さず釣りまくった!

ちなみに友人はたくさんのムロアジの群れの中からなぜかフグを2回も釣り上げて
「お前じゃない」と言いながらリリースしてました。
(フグって水揚げするとプクーって膨れるのね!)
その後、ちゃんと大きなムロアジも釣れて、
結局2時間ちょいの釣りで合計22匹!
最後はほんとにクーラーボックスがパンパンでした^^;

本当に釣れる時は写真撮ってるヒマもないんだなぁと感慨に浸りつつ帰宅。。

ムロアジ22匹!
こうやって出してみてようやく「どうしようこれ・・・」と途方に暮れた。

とにかくムロアジはアシが早いということなので、何はともあれ3人がかりでさばきまくる。
2時間近くかかったかな。。魚さばくのってかなりの重労働ですね。

もう新たな献立を考える気力がなかったので、昨日と同じアジフライとアジの刺身でこの日は夕食。
やっぱり釣りたてはプリプリでうまーい!
たらふく食って初めての爆釣体験となりました。

 

 

さて、ここからはその後の調理をちょっとご紹介。

まず前日食べ残ってしまった刺身はたたきにしました。

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たたきというか半分ヅケみたいな。
醤油と酒にさっとムロアジを漬けたら、そこにミョウガ・大葉・しょうがのすりおろし・ゴマなどをお好みで混ぜて完成。
醤油に島唐辛子を入れるのもいいですね。
ご飯が進むー!

 

それから、これがウマイ!ムロアジの炊き込みご飯

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塩焼きにしたムロアジをほぐしておいて、
ほんだし、しょうゆ、酒、しょうがの千切りと一緒に炊飯器に入れてご飯を炊くだけ。
ムロの出汁がご飯にしみて、生臭さはいっさいなく、身にも味がしっかり。
炊き立てホワホワのうまさはもちろん、冷凍にしてチンして食べても美味しかった。
ハマるうまさです。

 

そして22匹の半分は、やってみたかった一夜干しに挑戦!
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作り方は色々なネットの情報をつまみ食いして、
まず頭と内臓を抜いて水けを綺麗に拭き取ったら腹開きにして、
塩分濃度10%の塩水(2リットルの水に200gの塩)に、2時間くらい漬けました。
(漬けこむ時間はもっと短くてよかったんだけどうっかりして漬けすぎちゃった;)
塩水から出したら軽く流水で流して水けをよく拭き取り、皮を下にして干し網へ。
サーキュレーターで風をあてて、室内で一晩干しました。
朝起きて、表面が乾いてたんでひっくり返して2~3時間。

季節的に、気温と湿度的に冷蔵庫でやる方法がよかったのかもなんだけど
冷蔵庫に空きがなかったので、臭い覚悟で室内干しにしました。
次の日によく換気したら臭いは気にならなくなったのでよかった。

さっそくできあがりを焼いてみた。。。
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身もパサつくことなく、ふわっとして塩気もちょうどよかった!

一夜干しなんて初めて作るんで、これが正解かはわからないけど、
自分的には大満足の出来でした。

方々に配ったらほぼ消費できたので、また釣ってくるぞ~!