バードウォッチ

先日の誕生日に、オットから双眼鏡をプレゼントされました。

うおーこれでホエールウォッチングできる!

昨年末からザトウクジラが島の周りで目撃されていて、
見てみたいと思ってたんですよね。
100均の双眼鏡はオモチャみたいなので当然あまりよく見えず。。。

この8倍の双眼鏡は思った以上に遠くまで、クッッキリと見えて感動!!
いつも見慣れている山も、この双眼鏡で見ると、
木々の揺らめきや、隠れるように立つ電信柱なんかも見えて別の景色になります。
これはおもしろい!

ということで、今日は天気もよかったので、双眼鏡を持って散歩に出かけました。
あまりにもあたたかくて気持ちのよい日だったので少し足を延ばして植物公園へ。
ここには「バードサンクチュアリ」と名付けられたゾーンがあり、
きっと鳥の観察スポットに違いない!そこに行けば多種多様な鳥に出会えるはず!
と期待して植物公園の中を進みます。

まあ、植物公園はいわゆる「森」なので、
バードサンクチュアリに行かなくても、あちらこちらから色々な鳥の声がして、
頭上で飛び交のも見えるですが、いかんせん警戒心が強いのか、
一瞬でいなくなってしまってその姿を捕えるのは至難の業。
バードウォッチング、意外と訓練が必要だぞ。。

結果、メジロとトラツグミ(たぶん)だけしか確認できませんでした。。。
メジロはぷっくり丸々としたおなかが可愛くて、
真下から双眼鏡で見たときは一瞬何かわからなくて、
ペンギンかと思いました^^;

ほかにも、「アカコッコかなぁ?」とか、「ハトに近いけどハトじゃない鳥」とか
何種類か出会えはしたんですが、一瞬の逢瀬と乏しい鳥の知識では判別できず。。。
鳥のこともっと知りたい!と思いましたね。

追伸:
クジラにはまだ出会えていませんが、
子亀にはよく会います♪かわいい。。

底土で見かけた鳥。なんて鳥だろう??けっこう大きかった。

鋏を置いて帰るまで振り返ってはいけない

八丈島には節分の日に、一風変わった方法で厄落としをする風習があります。
岸さん(ヨメ氏)が社会人になりたてのころ、島の友達に教わっておこなったそうです。
東京に住んでいながら、真冬の八丈島に来てまで厄落としをしたとは、よほど落としたい何かが憑いていたのでしょうか。

さて、その厄落としのやりかたですが、まずハサミを準備します。このハサミは文房具のハサミでも眉切りバサミでもなんでもいいらしいです。
そして節分の日の夜、一人で近所にある三叉路へ向かいます。その道中は決して振り返ってはいけず、人に見られてもいけません。
三叉路についたら、持ってきたハサミをそこに置き、来た道とは違う道を通って帰ります。

普段歩く道だとしても、振り返ってはいけないと言われるととても怖いですね。しかも手にはハサミを持っている。想像するとわりとホラーな光景です。

三叉路に置いていったハサミは、そのあとに通って見つけた人に拾ってもらう必要性があります。そのため、ハサミと一緒にお金を少し置いていくんだとか。
友人は拾ってくれる人のために、わざわざ吉祥寺でオシャレなハサミを買っていったそうです。拾った人はとても喜んでいたそう。誰が拾ったかわかるのは、繋がりの強い島ならでわですね。

ちなみに、この記事を書くにあたって、八丈島の厄落としのやりかたについてネットで検索してみたのですが、どうやら地域によってやりかたが違うようです。地域にによって、置いてくるものがクシだったり鏡だったり、また置いてあるクシは拾ってはいけないとか。時間も早朝の場合があるみたいです。小さな島内でも文化が違うものですね。

そんなわけで先日、節分の次の日に散歩がてらお金ハサミを探しに。
昼前だったので遅すぎたのか、残念ながらハサミは見つかりませんでした。しかし、いつもより歩いている人を見かけた気がします。小学生ぐらいの4人組と、墓場からビール片手にフラフラと一人歩いてきた男性はきっとそうでしょう、うん。
あのビールは拾ったお金で買ったのでしょうか。そうだとするとハサミも持っていたでしょうから、それも怖い話ですね。昼間に酔っ払った男性が墓場でハサミを持っていた。なかなか事件性を感じさせてくれる響きです。
来年こそは我々も落ちているお金を拾いたいものです。

薬師堂例大祭

住んでいる家からわりと近くに、目の神様として島では親しまれている薬師堂があります。
鬱蒼とした森の中にこじんまりとひっそりと佇んでいる薬師様。
ポケモンGOを始めてからは最寄りのポケストップとしてよく行くようになりました^^;

その薬師様で、毎年行われているというお祭りのお手伝いに参加しました。
(住んでいる地区が同じなので回覧板が回ってくる)

祭り前日、まずは島で採れたたくさんの里芋、八つ頭、ジャガイモの皮むき。
麻袋4,5個分の大量のお芋。ご寄附だそうです(;゚Д゚)ひょー
5,6人で3時間くらいかかったでしょうか。
ご近所の皆さんとおしゃべりをしながらひたすら剥きます。
といっても、里芋は剥くというより皮を削り落としていくやり方。
島では「こしょげる」「きしょげる」というらしいです。
確かにこの方法だと無駄がないし手も痒くならない・・・!目からウロコでした。

一方、オット含め、男性の皆様はひたすら餅つき。
薪で火を起こして蒸したもち米を、臼と杵でつくんですよ!
何年ぶりに見る光景だろう。。小学生のとき以来かも。

ついた餅は女性陣の手によってすぐさま切り分けられ、形を整えて乾かします。
乾かした餅は半紙に包んで、来場された方にお渡しするんだそうです。
芋剥きのあとはこの餅を包む作業を担当していました。
次から次へと運ばれてくる餅を、乾いた順に包んでいく。。
ここでもやはり楽しいおしゃべりをしながら和気あいあいと手を動かします。
私自身はしゃべりが得意じゃないんだけど人の話を聞くのは好きなんで、
島の昔の話とか聞けておもしろかったです。

気が付いたら日が傾いて、餅も無事包み終わりこの日の作業は終了。
久しぶりに体を動かしたインドア夫婦は体のあちこちが痛いww
ありがたいことに友人が夕飯をごちそうしてくれたので非常に助かりました…!!

さてお祭り当日。
作業場に行くと、昨日剥いた芋がすでに煮始められていていい匂いがたちこめていました。
少し味見をさせてもらうとやっぱりホクホクでうまぁーい!!昨日の苦労が報われましたw

次々に炊き上がるお米で、お客様にふるまうおむすびを皆さんと一緒に握っていきます。
小さめに握った白いおむすびに、すりごまを全体にまぶしていく「ゴマおむすび」。
このゴマおむすび、島に来て初めて食べたんだけど、これもうまいのよね。
ゴマに混ぜた塩がい~い塩梅で、ゴマの甘さとマッチして優しいお味。
しかし握る数がすごい。最終的に500個くらい握りました。

作業場から薬師堂に移動して、いよいよお祭りの始まり。
お芋やおにぎりのほか、焼きそばやバーベキュー、フライドポテト、ポップコーンなどなど、
たくさんふるまわれました。お酒や飲み物まで!!
出店じゃないんですよ、おふるまいなんですよ!ふ、ふとっぱら!!
私はおにぎりなどをお渡しする係につきましたが、お客様の列が途切れません!
想像以上のすごい人で、境内は人が溢れフェス状態(ノ゚ρ゚)ノ
数に限りがあった今川焼などはあっという間になくなってしまいました。

お堂の横ではカラオケが始まって、子供たちがレリゴーを歌ったり、
かと思えば銀杏の木の下で八丈太鼓が始まったりと、
フリーダムでアットホームな雰囲気のお祭りでした。
今年は薬師堂の改修も行われたので、きれいになった薬師様を囲んで
みなさん美味しいものを食べながらまったりと楽しまれたのではないでしょうか。

お祭りって、これまでお客として参加するだけで、
催す側に回るなんて考えたこともなかったです。
なのでお手伝いができていい経験になりました。
たくさんの人の手と善意で成り立っているんだなあと実感。
今年で100回目だそうですが、これからも続くといいですね。
関係者の皆様、大変お疲れ様でした!<(_ _)>
写真を撮る暇がなかったのが残念ですが、
スーパーあさぬまさんのブログがお祭りの様子を詳細に書いてくださってます^^
写真の何枚かにオットが映りこんでいるww

秋…?冬…?

本州は雪が降ったりしてかなり寒くなっているようです。
八丈島もやはり寒くなってきましたが、やはり本州ほどではありません。
日が出ている日中は長袖シャツとパーカーでOK。
すこし動くとパーカーもいらないくらい。
朝晩は冷えますが、まだホットカーペット(弱)でなんとかなってます。

空気が乾燥していないからか、刺すような寒さはないんですよね、今のところ。
群馬の冬は文字通り肌が固まるような寒さがあったけど、
こちらはひんやり、という言葉がしっくりくるような寒さです。

少し寒くなってきたかな、秋だなーと思い始めた11月後半あたりから、
家の中にヤ・・・ヤスデが出るようになりました(><)
大量発生というほどではないにしろ、毎日5匹くらい退治してます。
ヤスデって、危険を察知するとクサイ液を出すらしいんですが、
それが木酢液のような、正●丸みたいな匂いなんですね。。
見つけ次第ティッシュで潰してるんですが、ごみ箱が正露●くさくなっています。。。(;´Д`)オゥェ

島の一部地域ではヤスデが大発生するらしく、
家の外壁を一周するだけでビンにヤスデがいっぱいたまるとか、
家の周りでヤスデを駆除したら10kg袋×5袋になっただとか、
大発生地域の道路を車で通ると「ブチブチブチッ」という音がするだとか、
もはやホラーとしか思えない逸話をたくさん聞きました。。
幸い、うちのあたりでは今までに大発生したことないらしいのですが、
何しろ自然が相手ですからね。。今年大発生しない保証はどこにもない。。
戦々恐々としているこのごろです。

夏の思い出・・

台風が三個も来てワタワタしてる間に8月が終わってしまいました。
9号が一番すごかった。
なにがすごいって、風の音がすごすぎる!
「ドオォォォ…」っていう地鳴りのような風の音で、
屋根どころか家が吹っ飛ぶんじゃないかという恐怖と騒音で眠れず。。
たまに突風が吹いて、家の中にいるのに耳が気圧で変になったり。。
停電にもなりました。
といっても2時間くらいで復旧したんですが、
逆に真夜中なのにどうやって復旧したんだろう…なんで停電したんだろう…
と送電システムについて考えるキッカケになりました。

■海でウミガメと遭遇
8月の頭に私の一族が遊びに来てくれまして、
みんなで海に行ったところ!
ウミガメに遭遇しました~!

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底土海水浴場の、普通に遊泳ゾーンでよ?
ダイビングとかボートシュノーケルとかでなくてよ?
いつもは上から眺めるだけだったウミガメと一緒に泳げて興奮!
すぐにどっか行っちゃったけど、一緒に泳いだ義姉さんたちも大喜び!!
いい思い出になってよかった~。

間近で見てもウミガメかわいいよ。
岩についた海藻をハムハムしてました。
なお、ウミガメに遭遇しても、絶対に触っちゃダメです!
警戒してしばらく姿を見せなくなっちゃうそうです。
そりゃ驚くし警戒するよね~。

■ペルセウス流星群
みずがめ座の次はペルセウス流星群!
友人と、仮眠を取ってから夜中に観測に出かけました。
山道の途中に車を停めて1時間以上見てたのかな。
たくさん流れました!
流れないで、メテオのように一瞬でカッと燃え尽きるタイプにも
遭遇しましたが、あれはかっこよかった・・・!
流れ星は撮れなかったけど、星空の撮影に挑戦。

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■花火大会
底土港で開催される、納涼花火大会。
道がものすごく混むと聞いていたので、
八丈富士から花火を見下ろすことにしました。

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花火の数もなかなか立派!
見ごたえがありました~。
ふたつの山がくっついた、ひょうたん型の八丈島。
そのふたつの山の谷間に轟く花火の音にシビれました。

ありがたいことに8月は仕事も多く、
仕事と台風にワタワタしていたらあっという間に過ぎました。。
海もあまり行けてないのですが、9月でも全然入れるそうなので
まだまだ夏は終わらない!終わらせない!(`Д´)

ばばごろしのシロップ漬け

伊藤潤二先生のような猟奇的なタイトルですが。。。

先日島のスーパーに行ったところ、見慣れない瓜が置いてありました。

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ばばごろし

思わず二度見してしまうネーミング。

気にはなったものの、食べ方もわからないし買わずにいたのですが、
なんとご近所の方からおすそ分けでいただきました♪

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ばばごろしがうちに来たぞー!

包丁を入れる前から、ものっすごいメロンの香りがします。
しかも完熟したあっま~いメロンのいい香り!すごく美味しそう!

割ってみます。

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切った時の感触はバナナのような、熟れたラフランスのような感じ。
さらに強くなるメロン臭!これは期待が高まります。

ここでばばごろしの名前の由来を調べてみると、
・美味しくて食べ過ぎてばあさまが死ぬ
・まずくて喉にひっかかってばあさまが死ぬ
と諸説あるようで。。。ってか真逆じゃねぇか!

とりあえず何もつけずに一口食べてみました。

・・・

味しねぇ。

ラフランスから水分を抜いたような、ザラザラした食感。
確かに喉に絡みつくような不快感があります。。
そして強い香りに反したまったくの無味。。

どうやら諸説その2の方が正解のようです^^;

ただ、地元の方はハチミツをかけて食べると教えていただいたので、
そのようにしてみたところ、甘みが入るとだいぶ食べやすいことがわかりました。

そこでシロップ漬けにしてみることにしました。

水に砂糖をぶっこんで火にかけシロップを作り、粗熱を取ったら島瓜を投入!
あとは冷蔵庫で冷やします。

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翌日、恐る恐る食べてみると。。。

メロンだ!!!!

甘みと水分が補われることで、元々のメロンの香りもあって
ほぼほぼメロン(食感が少し独特)になりました。
これは美味しい♪

ということで、諸説1も間違いではなかったことがわかりました(笑)

光るキノコと流れ星っ

夏休みシーズンになって観光客の方が増えたように思います。
海は子供たちでにぎわってるし、スーパーに行っても
観光客らしき集団がバーベキューの買い出しをしたりしてて。

島内でも色々なイベントをやってますが、
植物公園で夜に「光るキノコ観察会」を開催中ということで行ってきました。
八丈島は国内に10数種類ある光るキノコのうち、実に7種類が生息しているらしい。
そのうちのひとつ、ヤコウダケ。

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ちょっとピントが甘いけど、足元もわからないような真っ暗闇で
フラッシュなしでこれだけ映るほどに光っているのです。
2日くらいで溶けてしまったりカタツムリに食べられたりしてしまう、
短命なキノコなんだそうです。
かわいくて神秘的です。

ガイドさんの説明もわかりやすくて、キノコだけじゃなくて
星座の説明なんかもしてくれて、行ってみてよかった!
かなり観光客の方も来てました。
キノコもそうだけど、みんな星がすごく見えることに感動してましたw

そう、今日は雲もあまりなくて、空がすっきり晴れてたんです。
なんでいつにも増して星がすっっっっっごいよく見えた。

そしてなんともいいタイミングで、この時期みずがめ座流星群がピークってことで、
流れ星を見たことがない私としてはぜひとも見てみたい!
ってことで、観察会が終わってから南原千畳敷近辺で夜空ウォッチング。
なぜこの場所かというと、街灯とかがなくてほんっとに真っ暗なので^^;

実は前日も行ってみたんだけど、あいにく雲が出てしまってよく見えなかったんだ。
しかし今日は違う。もう星がありすぎてどれが星座だかわからないくらい星ありまくり。

その中でも火星・土星・木星は特に光ってたな。
水平線ギリギリで光る木星の光が海面に伸びて、
月の道ならぬ星の道ができてた・・・!
ロ、ロマンティック!

結果として、計3回の流れ星を見られました!
30分くらい見てたのかな。それで3回も見られたってすごいよな!
帚つきが2回、帚なしでサッと流れたのが1回。
すごい・・流れ星って本当にあるんだw

でも想像していたよりも流れ星って速いな。
長いものでも1秒くらいで消えてしまうから、
願い事なんて言う暇ないわな。。。
「昇給!昇給!昇給!」くらいなら言えたかもしれないw

人生初の流れ星に感動した夜でした。

うみだあああああ

海の日の3連休あたりから、梅雨明け宣言は出てないものの、
もう梅雨明けたんじゃね?という好天が続くこのごろ。
海へ行ってきましたよー!

この日は乙千代ヶ浜(おっちょがはま)へ島友とGO。

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おっちょが浜は海水プールがあったり、磯だまりがあるので
小さなお子さんでも安心して遊べますが、
外海の方がすごく綺麗で魚がいっぱいいるんだそうです。
ただ荒れることがけっこうあるみたいで、そうなると外海はNG。
静かな時と荒れる時の差がすごく激しいそうです。

この日はとっても凪で波が静かだったので外海に入ることができました。

入ってすぐ、まだ足がつくところで、メダカサイズの小魚の群れや、
カラフルな南国っぽい魚が波に翻弄されながらたくさん泳いでいるのが見えます!
海中カメラで撮影開始!(オットが)

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よく熱帯魚屋さんとかでも見るけど、なんて名前だろう。。
今度ビジターセンターに行って確認しよう。

透明度高し!画面の下の細長いのはダツの群れです。

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ダツって頭がとんがってて硬いんですよね。
前日、そのダツは光に向かって突っ込む習性があり、
「夜間ヘッドライトなどで海面を照らしていると、
時速70kmで飛び出してきて頭に突き刺さるらしい
という都市伝説なのか実話なのかわからない話をしていたので
ダツの群れに怯え慄く我々。

なんとかカニ。(名前を聞いたけど忘れた。。)
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味噌汁とかに入れるとダシが出て美味しいそうです。
けっこう大きいやつだと片手サイズのやつもいたので捕まえる勇気はなく。。
前脚で岩の海藻を器用につまんでパクパク食べてるのが可愛かった。

これもなんて名前だろう?けっこうでかかった!
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アイシャドウばっちり子ちゃん。
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ここからは自分の携帯カメラで撮ったのであまりきれいじゃないですが、
青い小さいのがコバルトスズメ。すげーキレイ!

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こちらも携帯カメラで撮った孤高のオジサン。

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そしてやはり怖いダツの群れ。。

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一時間ちょい、シュノーケルで楽しみましたが、
まだまだ写真に撮れなかった魚がいっぱい!
魚以外にも、岩にへばりついた小さな何かなど、
ほんとに多種多様な生き物に会えました!

植物公園にあるビジターセンターには、八丈の海で出会える
生き物が水槽で展示されていてけっこう楽しいんですよ。
今度そこで魚の名前を勉強してこよう。。

 

島の綺麗なはなし

移住の決め手の一つに、島の綺麗な海や豊かな自然というのがあったのですが、
春から初夏に、だんだんと暖かくなってくると
ますますそれを実感するようになりました。
そんな島の自然の風景をご紹介第一弾。

 

山の緑はなんというか力強い!
ふたつの山に囲まれているので、すぐ近くに山があるせいか、
モリモリの緑が美しいです。
晴れた日は山の稜線がくっきり見えて特にキレイ!

そして晴れた日に海岸に行くと、
深い青の海と、空色と、鮮やかな緑の山のコントラストがとてもいい。

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写真の山は、八丈富士。こんなふうに帽子をかぶってることが多いですね。
こういう日は風もきんもちいーです。

 

そして元来、花とかには興味のない人間でしたが、
島はその辺に生えてる雑草や花が鮮やかでデカくて
思わず目を引いてしまいます。

島ユリ。

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真っ白でどでかいラッパ状の花があちこちのお宅の庭先で
たわわに風に揺れています。
かくいう我が家でも、5月に入ったくらいから一斉に咲き始めました。
引っ越してきた当初、草が上に上に伸びるだけで一向につぼみとかが
できないので、ただの雑草かと思ってぶった切ろうかと思いましたが^^;
草丈といい、花の大きさと言い、世界でも最大クラスのユリだそうです。
雑草取りの時にはみ出したやつを切って部屋に飾ってみたところすっごい芳香!
むせかえるようなユリの香りがキッチンに充満しました。
外で咲いてると風で飛ばされるのか、全然香りしなかったのになぁ。

 

そして南国のアイコン、ハイビスカス

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これも庭に立派な樹があって咲き始めました。
割と花が落ちるのは早いです。
咲いたと思ったら次の日くらいにはしぼんでしまう。
でもそうすると別の花が開いたりするので、常に何個か咲いてる感じ。
つつじみたいに一斉にわーっとは開かないんですね。うちだけかな。。
島では街路樹として主要道路に植わっていて、綺麗に手入れされてます。
うちの庭のは樹高が2m以上あり、高い位置で咲くのでなかなか撮れないー^^;

 

そして夕日。

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これは南原千畳敷という夕日スポットで撮影した八丈小島。
この場所はRPGの世界みたいな景色でお気に入りです。
ゴツゴツした溶岩のような岩の地平がずーっと続いてて
夕日でライトアップされるとほんとダークファンタジーの世界。
ちなみに夜は街灯がないので足元も見えないくらい真っ暗。
暗闇で波のぶつかるドドドドッという音が響いて怖いのよ。

 

 

番外編。

♪ランランララランランラン

フリージア祭りにて、ナウシカごっこ~。
青い服着ていけばよかった!!

島の美味しいはなし

早いもので引っ越して一か月が過ぎました。
気温も上がって、晴れた日は本当に風が気持ちが良いです。

 

さて、こちらに来てからたった一か月で、今まで食べたことがなかったもの、
作ったことがなかったものを作る機会が増えました。

 

まずこれ。八丈島の特産品のひとつ、明日葉。

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家の周りにワサワサ生えていて、適当に摘んで食べてOK。
基本的に新芽を食べるそうです。(育った葉っぱは苦みやえぐみが増すみたい)
ちょうどこの春が新芽の時期だそうで、何度かとってきて調理しました。
お浸しにしたり、めんつゆで卵とじにしたり。
独特の強い香りと苦みがありますが、私が一番好きなのは天ぷら!

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天ぷらにすると、苦味がいっさい消えてなくなります!

パリパリで清々しい香りがたまりません。うまーい!
聞いたところによると、育ってしまった明日葉も天ぷらならイケるらしい。
今度試してみようかな。なんせあちこちにいっぱい生えてるもんで^^;

 

 

それからトビウオ。

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この羽根で飛ぶ。けっこう飛ぶ。300メートルくらいは飛ぶらしい。見てみたい。
春のこの時期のトビウオは特に美味しいらしい。
島在住の友人のご両親からいただいたり、不動産屋さんからおすそ分けしていただきました♪
魚をさばくのは初挑戦でしたが、なんとかなった!
(案の上、骨の周りにいっぱい肉が残ったけどこそぎ取ってなめろうにしたから結果オーライ)

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フライにしていただきました。
身が厚くて、ふわっふわで、うんまぁ~い!!
都会の定食屋で食べる白身魚のフライとは身のふっくら感が全然違います。
そんで淡白ながらしっかりお魚の肉のうまみがあって、いくらでも食べられる!

 

 

こっちは番外編。頂き物の柑橘でマーマレード作ってみた。

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圧力鍋で作る簡単なレシピだったけど、ミカン自体が美味しかったからか
めっちゃ美味しくできました。
今までは「ジャム作るとかめんどくせー買えばいいじゃん」って思ってたのに、
作ってみようかなと思うようになりました。
気持ちにゆとりができたのかな。

 

 

もともと食いしん坊なんだけど、

島に来てからほんとにご飯が美味しくて、

毎日ご飯のために生きてる感じですw

作ってるものは東京にいた時と変わってないんですけどね。

綺麗な空気と水のおかげですかね。