今年のフリージア祭の様子
こんにちは、ハスネのツマの方です。
3月で移住して丸3年がたちました。
なぜか少し前から我々の体内時計が狂ったのか、「移住して4年だったよね?」という認識でいたのですが、
正しくは丸三年、四年目に突入、です。
3年目はおかげさまで仕事も忙しく、オットの入院なんかもあり
なんだか慌ただしい1年でしたね。
釣りも全然いけなかった。。(去年はイカ釣り不漁だった模様)
慌ただしいとはいえ、毎日しっかり寝てるしご飯もモリモリ食べて
基本的にはまったりとした生活を送れています。
改めて書くこともないくらい、こののんびりした生活が日常になっております(笑)
それだけじゃあなんなんで、今回は「八丈島の移住者」について
個人的見解を書いてみようかと思います。
八丈島への移住者
3年目は、役場主催のセミナーなどに参加したこともあって、
他の移住者の方と知り合う機会に恵まれました。
我々のように、静かな環境で暮らしたいと思って来る人、
新しいことをやりたいと思って来る人、
八丈太鼓が好きで気が付いたら移住してた人、、、
色々な方がいておもしろいです。
あとたぶん多いのが、仕事の関係で来る方々ですね。
学校や警察などの公務員さんとその家族。
お仕事関係で来られる方は赴任期間が決まっていて
数年で戻られてしまうそうなので、
移住者、というのとはまたちょっと違うのかなと思いますが。
静かな環境で暮らしたいと思って移住した人は、
我々含めて皆さん満足されていますね。
やはり時間の流れが違うのか、あくせくすることがないし、
人が少ないので喧騒とは無縁という感じ。
皆さん穏やかに島暮らしを満喫されている印象です^^
噂では、「こんなはずじゃなかった」とがっかりして短期間で
帰ってしまう人もたまにいるとかいないとか、、、
今のところそういう方とは知り合ってないので実際はわかりませんが、
「田舎暮らし」「スローライフ」にキラキラしたイメージを持ちすぎて
現実(虫とか)とのギャップに心が折れる方がいるようです^^;
これは島に限らない、地方移住あるあるみたいですけどね。
移住者への支援
島根県など、移住支援が盛んな地方もあるようですが、
八丈には公的な移住者支援(補助金とか)はあまりないと思います。(2019年3月現在)
とはいえ、私たちは自ら「八丈島で暮らしたい!」と思って好き好んで来たわけなので、
特に行政の支援は求めていませんでした。
あったらいいなーとは思いましたが、なくても、まあそんなもんだよね、
くらいにしか思ってないので、あまり調べもしなかったな^^;
でも町役場にも移住相談室みたいなところがあって、
移住前にはいろいろと相談させてもらいました。
具体的な支援どうこうではなく、こちらが不安に思っていることを聞いてくれて、
移住の先輩としての体験談を話してくれて、
それだけですが、それが嬉しかったですね。
私の場合は島に友達がいたので島での生活のことは話が聞けたけど、
「移住者」目線での話をしてくれる人がいるのは心強いなと思いました。
島人と移住者の関係
情け島と呼ばれる八丈島だけあって、排他的と感じることはまずありません。
気さくで面倒見のいい方が多くて、程よい距離間で接してくれる方が多いと感じます。
(この辺は住んでる地域・場所によると思うので超個人的な見解ですが。。)
前述したとおり、公務員の方などで常に人の出入りがある島なので、
島に来る人にも、去る人にも慣れてるという印象です。
移住してきたんです~と言うと「いつまでいるの?」と聞かれることもあるくらい、
外から来た人は数年で去る、というのが当たり前に思われてるのかもしれないですね。
ただこれが定住となると少し話が変わってきて、
移住者が土地や家を買おうとするとなかなか難しいようです。
そもそも空き家や空き地を多く見かけるのに、不動産屋さんにはあまり出てこない。
知り合いづてに所有者にコンタクトをとっても、
「島に親戚がいる人じゃないと売れない」とか、
何かと理由をつけて断られる、という話を何度も耳にしました。
損得ではなく心情的な部分、代々守ってきた土地、という意識からだとは思いますが、
とても残念に思いますね。
あと「所有者がすでに亡くなっててコンタクトがとれない」というのも聞きますね^^;
この辺は行政とかが絡まないとなかなか改善は難しいのかな~。
とはいえ、不動産は運やタイミングが大事というのは島以外でも一緒かとも思います。
実際に定住している移住者の方もたくさんいらっしゃいますしね。
————————————-
えー・・・そんな感じです。
3年住んで、この景色が当たり前になってきましたけども(自慢)、
未だ飽きませんし、移住してよかったなあという気持ちに変わりはないですね。
ふわっとした記事になりましたが、移住を検討されている方の参考になれば(笑)