山田くん、八丈島で何したい?

こんにちは、ハスネのオットの方です。

ここ連日雨続きだったのがようやく晴れました、八丈島です。
そんな島に近日、友人の山田くん(仮名)が来ます。八丈島で何をしたいか希望を聞くにあたって、山田くん個人に向けてのオススメを提示しようじゃないかというのが今回の趣旨。

山田くん(仮名)
・30代
・男性
・プログラマー
・カメラ好き
・コーヒー好き
・インドア派(たぶん)
先日旅行で大島に行った際に撮影した星空に感動。また離島で星空を撮影したいということで八丈島に。

撮影スポット

八丈島写真は、写真家の八木千賀子さんがTwitter上で八丈島の景色をたくさん載せています。素晴らしい写真がたくさんアップされているのでフォローおすすめ。「この写真が撮影された場所に行きたい」ってなったら、だいたい案内できると思う。
https://twitter.com/sval16
あとは八丈島の撮影スポットとしてはこちら。

裏見ヶ滝

車に降りて数分で行ける滝。森っぽい風景撮るのに気軽に行けてとても良い。

南原千畳敷

溶岩が海に流れ込んで出来た台地。荒凉とした風景が撮れるかと。八丈島は火山で出来ているんだなぁ。

黒砂砂丘

砂丘というと鳥取砂丘みたいな広大なものを想像してしまうけど、溶岩の黒い砂の崖。高い崖で海に面しているので、眺めが良い。
少し歩く必要があって時間がかかる。初めて行くときに、途中ですれ違った外国人旅行者に「どうでしたか?」と聞いたら「クロイ、スナガ、アルダケ」と言われたのはいい思い出。

八丈富士の頂上

頂上をお鉢巡りが出来て、周囲を見渡す海が孤島を感じる。カメラの装備によってはお鉢巡り大変か?
山は登るがガチの登山装備じゃなくてOK。道が階段になっていて、道中は撮影する感じの景色ではない。

大坂トンネル展望台

有名撮影スポット。坂上に行く途中なので、温泉に行くときにでも寄りましょう。

植物公園

我が家から歩いて行ける自然豊かな公園。散歩しながら気軽に自然を体感できる。あとキョンがいる。

白い砂浜はないけど、海のいろんな景色は撮影できるかと。タイミングがいいと岸からでも海亀が見られる。

夕日

色々な条件が揃うと夕日が沈む瞬間に緑の光を発するグリーンフラッシュって現象がみられる。私はまだ見たことない。

食べ物

クサヤ

クサい食べ物の代名詞として扱われるクサヤ。八丈島のクサヤは他の伊豆諸島と比べてにおいがマイルドらしい。

明日葉

時期的に難しいかなー。加工品なら明日葉パウダーをスーパーカップのバニラに混ぜて食べるのがオススメ。

島寿司

甘めのシャリで漬けの魚を握ったお寿司。ワサビの代わりにカラシが入っています。スーパーのパック寿司としても売っていて、それもうまい。

チーズ

八丈島のモッツァレラチーズがジャパンチーズアワード2018のモッツアレラ部門で金賞に選ばれたらしい。
https://www.japancheeseaward.com/posts/5061396
そこのチーズを使用したピザ屋 パラディッソがあるので、良ければ行きましょう。

ソフトクリーム・ジェラート

上のチーズと同じ八丈島乳業が作っているアイス。ジェラテリア365では変わり種の椎茸ジェラートが食べられる。

しいたけ

大竜ファームの海風しいたけ。肉厚でクセが少なくてキノコが得意じゃないツマも美味しく頂きました。少し前の鉄腕ダッシュで紹介されたから、入手困難らしい。

コーヒー

コーヒー好きなら、色々な種類の豆から選べる里芋とがらぱごすって喫茶店があるので、よければいきましょう。

気になるものはあったかな?

とりあえず撮影スポットと食べ物だけ書きただしてみたけど、いかがでしたか?
今回は撮影がメインっぽいので他のアクティビティ的なものは書かなかったけど。

ここ最近ずっと天気が悪くて心配だったけど、八丈島は昨日からようやく晴ました。このまま天気がもってくれるといいね。
それではお待ちしています〜。

八丈フルーツレモンでシロップ作り

[ 5月7日 完成したので追記しました ]

こんにちは。ハスネのオットのほうです。

このところ気温が上がってきて、日によっては半袖+サンダルで外に出たりしています。

そんな過ごしやすい陽気になってようやく畑を再開し始めました。
草ボッサボサのところを電動草刈機で一掃して、クワを使ってガスガスと畑を耕していきます(主に手伝ってくれてるお向かいさんが)。

畑仕事で汗をかいて、シャワーを浴びたら待望のこちら

八丈フルーツレモンの蜂蜜漬け ソーダ割り!

以前八丈フルーツレモンをもらったので作ってみたら、これがすごく美味い。あっ!こりゃたまらんっ!ヨダレずびっ!つぅよ〜な味です。
皮の苦味が少ないから後味スッキリ爽やか。浮かべてる実の部分もとても美味しくいただけます。
うちにきた人に出しましたが、子供から大人までとても好評でした。

スーパーあさぬまにまだ売っていたので、多めに仕込んでGWや夏にきたお客さんに振る舞おうと思います。

前に作ったものは、八丈フルーツレモンとハチミツだけを使用したのですが、ハチミツが多いとコストがかかるので、主に砂糖を使ったシロップ作りにチャレンジ。

使用した材料は
・八丈フルーツレモン 4個(約1kg)
・砂糖 800g
・ハチミツ 200g

参考にしたレシピによると、レモンと砂糖を1:1。お好みでハチミツを加えるとコクが出るとのことだったので、2割ほどハチミツにしてみました。

消毒したビンに、砂糖と輪切りにしたレモンを交互に4回ぐらいに分けて入れます。
そして最後にハチミツをドバドバと。
1日1回ビンを混ぜて1週間で完成。

八丈フルーツレモンがスーパーに売っている時点でブログ掲載しようと思ったので、まだ仕込み中。そのため味は未知数です。美味しくできるといいなぁ。
フルーツレモンはいつ頃まで売ってるんですかね?まだ売ってます?

ちなみに以前作ったハチミツ漬けの場合は、消毒したビンにハチミツと輪切りにしたレモンを交互に入れるだけ。レモン1個に対してハチミツ100g強ぐらいかな?こっちは次の日には使えました。こっちは確実に美味いです。オススメ。

GWに入って、今年は特に観光のお客さんが多いらしいですね。お土産に八丈フルーツレモンはいかがしょうか?

[追記] 5月7日

レモンシロップができました(数日前に)。
仕込んでから1週間。その間1日1回混ぜる必要があるのですが、底に溜まった砂糖がなかなか溶けないんですね。揺すったり回したり棒でかき混ぜたり。どうするのが楽なのだろう???

そうして出来たものがこちら。

美味い!

炭酸で割ると夏にピッタリですね。早く来い来い夏休み。
100%ハチミツのほうがコクがありますが、こっちはその分スッキリした味に。ハチミツ漬けのほうがレモンの果実が柔らかく仕上がるかな〜ってぐらい。あとは好みですかね。

だいぶ時期が終わりらしいですが、まだギリギリ売っている店もあるようなので、気が向いたら作ってみてください。

ホワイトデーにフィナンシェ作り

こんにちは、Hasneのオットのほうです。

ホワイトデーですね。
ここ数年ツマからはスノーボールクッキーを希望されるのですが、今年はフィナンシェを一緒に作りたいということでやってTry。
一緒にというのは、バレンタインで作ったチョコに納得がいかなかったようで、リベンジしたいとのこと。
美味しかったんですがね。たくさんくれたので、ニキビができましたが。

さて、今回参考にしたのは私の料理のバイブル「きのう何食べた?」の14巻です。

いや〜、来月のドラマ化とても楽しみです。果たして店長は池ちゃん(レキシ)なんでしょうか。

フィナンシェは作ってみたところ、思ったより簡単でした。

材料で普通常備していないものとしてはベーキングパウダーとアーモンドパウダー、バニラエッセンスぐらい。
生地を寝かせたりとかメレンゲ作ったりとかがないので、所要時間も1時間ぐらいでできました。
問題は卵白を使うので、黄身が残るぐらい。それらは晩ご飯の卵焼きになりました。

黄身の目処が立つなら、何かの時にまた作ってもいいなぁ。

錬成されたものはこちら。

適当な型が無くて、見た目がほぼパウンドケーキ。
みっちりしていて、焦がしバターとアーモンドの香りがとてもします。美味し。
明日になると、より一層香りが増すとか。楽しみですねぇ。
気になった方はぜひ(原作を買って)作ってみてください。

「きのう何食べた?」は私が一人暮らしをしていた時に料理の参考にしたり、何度も読み返している漫画です。
数巻前からそろそろ終わってしまうのではないかとヒヤヒヤしています。
我が家で一番作っているのは9巻の酢煮(鶏手羽元のにんにく酢じょうゆ煮)かな。

もうすぐ(3/22)15巻発売ですね。

セバダを作れ

こんにちは、Hasneのオットのほうです。

最近お腹の調子がよくなくて、ツマから刺激物NGが出てしまいました。悲しい。
そこで困るのが、仕事中にいつも飲んでいるコーヒー。代わりに麦茶飲んだり、水を飲んだりしていますがコーヒーも飲みたくなります。

そこで思い出しました。セバダがあるじゃないか!と。

セバダは麦でいれたコーヒーで、戦時中にスペインでコーヒーの代替としてできたとか。麦だからカフェインゼロ。最近、KIRINの「世界のキッチンから」でも発売されました。
売っているのは見かけましたが、飲んだことはありませんでした。これを機にレッツトライ。


麦のカフェ CEBADA|世界のKitchenから|キリン

 

しかし以前スーパーで見かけた時には大量に残っていたのが、いざ買おうと思うと売っていないんですね〜。
スーパーあさぬまや八丈ストアに行く時にしばらく気にしていましたが見当たらない。あんま美味しくなかったのかな。。

離島に住んでいると、こういう時の選択肢としては、
1. 諦める
2. ネットで注文
そして
3. 自作ですね

自作のヒントを探していると、麦茶のパッケージに作り方が書いてありました。公式のレシピなら心強い。

ありがとう鶴瓶さん。

なるほど、少ない水で長く煮出す。それだけ!シンプルですね。
世界のキッチンからのやつはコーヒーみたいにドリップしているようですが、まぁ同じようなもんでしょう。
気になるのは、普段1パックで1リットル作れていたものが、250mlしか作れない。なんかもったいない使い方をしているような気がしましたが、普段飲むコーヒーより割安なのでは?コストばっかり気にするなら、普段のお米も今後はおかゆにしろって話になりますしね。なりませんか?なりませんね。

こんな葛藤をしながらじっくり煮出してみたものがこちら↓

おぉー。見た目はほぼコーヒーですね。居間にいたツマからも「コーヒーっぽい香りがする」とのコメントをいただきました。
普段カフェオレにして飲んでいるので牛乳をいれてみます。

うん、どう見てもカフェオレですね。

で、肝心の味のほうですが、あれですね。
コーヒーっぽい別物って感じですね。

確かに苦味もあるんですけど、なんだか薄い。もっと長く煮出した方がいいのかな?
まぁしかし薄いなりにもふわっと麦の香りがします。うまいこと濃く作れれば好みの味かも。
例えるなら豆乳飲料の麦芽珈琲みたいな感じです。紀文(現キッコーマン)の麦芽珈琲豆乳好きなんですよね〜。

そもそも麦芽珈琲ってセバダのことだったのか???

沖へ出よ 魚を釣ろう

こんにちは、Hasneのオットのほうです。

先日、移住して初の船釣りに行ってきました。
移住して初とは言ったものの、以前にやったのは手漕ぎボートに乗る船釣りで、エンジンを積んだ船に乗って沖まで出る釣りは初めてです。

今回の船釣りは、旅行で島に遊びにきているKさんご夫妻からのお誘い。うちはツマが乗り物に酔いやすく、なかなか船釣りをするチャンスがなかったので、とてもいい機会でした。

釣りの集合時間は午前5:30。
ここ最近は気温や天気が不安定でしたが、当日の気温は寒すぎず暑すぎず、天気は曇り。波も見たところ穏やかでいいコンディションのようです。
今回お世話になる船は、我が家の大家さんもよく利用している釣船 はつ丸さん。大家さんから、はつ丸さんで釣った大物の魚を頂いたこともあるので釣果を期待してしまいます。

出港するとグングンと沖へ。防波堤から外海へ出ると波が高くなりました。
波を乗り越えるときにちょっと船浮いてんじゃね?というぐらいの波の高さ(体感)。それを「ヒュ~ちょっとしたアトラクションみたいだぜぇ」ってな感じでザバンザバンと揺れる船をのんきに楽しんでいました。

釣り場に着いた辺りからちょっと違和感が。まず想像よりむちゃくちゃ揺れる。操舵室の横の細い空間を歩いたとき、海に放り出されるんじゃないか、と。生命の危機を感じるぐらいには揺れています。ROSIERよりも揺れています。

で、命からがら船後方の釣り竿のもとにたどり着き、針に餌を付けようと下を向くと、

あっ!気持ちが、悪い。

一瞬で現れた、どギツイ船酔いでした。頭がぐわんぐわん、胃の辺りがぐにゅぉんと、いつ吐くかというほど気持ちが悪い。あぁ私はHUNTERにはなれないんだな。
しかしせっかく旅行で来たKさんに同船させていただいているんだから、私からギブアップすることはできない。幸い、電動リールのため、ちょっとのボタン操作で釣りをすることは可能でした。

そこから5時間。
一度吐くことで多少よくなりましたが、真っ青な顔(船頭さん談)でひたすら100m海底の魚を狙い続けました。
ちなみにKさんの旦那さんは私と同じタイミングで完全にグロッキー、小柄の奥様が一番元気に釣りを楽しんで居ました。
船頭さん聞いたところ、今日の波はどちらかというと凪だったそうです。嘘だろ。。

そんな地獄から這い上がって来た釣果がこちら

アカイサキ、ウマヅラハギ、キントキ、メダイ、アオダイ。
なかなかいい釣果なんじゃないでしょうか!

やはり沖で釣れる魚はでかい!上の写真はメダイです。八丈島では島寿司のネタで有名なやつですね。

一度帰って休んだあとはお待ちかねの晩ご飯。疲れ切った3人に代わって、ツマが手配をしてくれました。
せっかくいい魚が釣れたのでプロに任せようということになり、梁山泊さんで調理してもらいました。ありがとうございます。

そうして出てきた料理がこちら。

 

いや〜、最高ですね。アオダイの刺身は部位によって違う歯ごたえが楽しめるし、ウマヅラハギの肝醤油は臭みがなくてコクが深い。個人的にとても気に入ったのが、アカイサキのフライ。サクッと軽いのに旨味がすごい!
お酒もすすみ、とても盛り上がる打ち上げになりました。

Kさん夫婦とは、今年の頭に旅行で来ていたところを堤防釣りで隣になり、話しかけていただいたのがご縁でした。たまたま偶然知り合ったわけですが、ここまで打ち解けて盛り上がることができるとは、縁って不思議ですねぇ。

船酔いであれだけひどい目にあっても、こんなにうまい魚料理を食べると、また行こうかなぁって気になります。これが釣りの魅力でしょうか。魔力でしょうか。
次に船に乗るときは酔わないといいなぁ。

珈琲豆を焙煎するの巻

丁寧な暮らし、してますか?
こんにちは、Hasneのオットのほうです。

先日、友達からコーヒー豆焙煎セットをいただいたので使ってみました。コーヒーを焙煎からやるなんて、豊田徹也先生の珈琲時間を思い出しますね。なんて ていねいなくらし っぽいんでしょう。レッツ LOHAS。

いただいたコーヒー豆焙煎セットがこちら。

小型の手煎り焙煎器とグアテマラ、コロンビア、ブラジルの生豆が各50gずつ。あと写真には載っていませんが、煎り方が丁寧に書かれたテキストも入っていました。3種類の豆の違いを味わえるのはいいですね。豆のブレンドもできるようにってことのようです。

タグにはごまいり器と書かれてありました。

ハンドピック

まずは欠点豆を取り除いていくハンドピックです。悪い豆が入ると味が悪くなってしまいますのでね。虫食い豆、発酵豆、異物などなどを取り除いていきます。
豆をザザッと皿に広げて確認。ちなみにこのとき生豆のにおいを嗅いでみましたが、青くさいような土くさいようなにおいでした。要するにいい匂いではない。

せっせと選別していきます。

が、どれが悪いのかさっぱりわかりませんでした。。。

うーん、色が違うのもあるけど許容範囲な気もするし。。形がいびつなのもあるけど、少し欠けてるだけっぽいし。。
そもそもハンドピック済みのパッケージらしいし。一応確認してみてとは書いてありましたが。
とりあえず異物が入っていないからOKでしょう。

焙煎

ハンドピックが終わったら焙煎していきます。生豆を焙煎器に入れて直火にかけます。

最初は約20cm離して、ゆっくり焙煎。20cmって結構火から遠いな。

じっくりと待ちます。

色が変わってきましたね。

パチパチとはじける音がします。
そろそろいいでしょうか。

で、準備しておいた網に、

ドサっと

 

うちわであおいで粗熱をとります。
このとき剥がれた豆の薄皮が、けっこう舞い散るので注意。

余談ですがこの網は、フライパンにかぶせることで油ハネを防止する便利グッズです。ツマ曰く、これがあると揚げ物のときに油ハネが防げてとてもいいそうな。こちらもいただきものです。以上、余談でした。

ところで気づきました?

色のムラありすぎじゃないですか??
うーん、不安。

ドリップからのドリンク

そんなわけで常温まで冷めたら淹れて飲んでみます。焙煎後2〜3日待ったほうが味が落ち着くそうですが気にしません。

豆をひいたら、見た目はいつも淹れている豆とあまり変わらないですね。
ドリップしているといい香りがします。

それでは飲んでみましょう。

色はいいですね。香りもちゃんとコーヒーの香りがします。
味は。。甘みや酸味、コクなどがバラっバラに感じます
すごいなー。これが一体感がない味ってやつか。
変わった味だなぁ。。。

 

やはり焙煎のときのムラが悪かったんですかねぇ。焙煎器のサイズに対して豆の量が多かったのかもしれません。焙煎中に豆の色が変わるまでにやたらと時間かかったし。

初めての焙煎はあまり上手くいきませんでした。うーん、残念。
こういうのを体験するとプロの仕事のすごさを感じますね。マジリスペクト。

そんなわけで豊田徹也先生のアンダーカレントはおすすめです。

おさかな朝市に行ってきました

先週の土曜日(2/18)に「八丈おさかな朝市」に行ってきました。
おさかな朝市は、毎月第3土曜日に八丈島漁協の女性部の皆さんが、島で獲れた魚を使ったお惣菜などを販売する人気イベント。私たちがこのイベントに訪れるのは今回で2回目。

場所は底土港の船客待合所 2階。オープンは10:00です。
到着したのが開催の5分前だったため、会場のある2階から1階まで行列が続いていました。イベントの開催時間が1時間しかないは、早くに商品が売り切れてしまうのでしょうね。

開場するとスタッフのみなさんが入り口でお出迎え。知り合いを見つけて話しかけている姿は地域密着な感じでいいですね。
会場ではフライや島寿司などのお惣菜や、海苔、糸寒天などの加工品に加えて、野菜、ジャム、花なども並んでいます。

冷凍の魚は販売していたのですが、鮮魚がなかったのは残念でした。以前のおさかな朝市を紹介したブログには載っていたので、今回はタイミングが悪くていいものが獲れなかったのでしょうか。
2015年の様子→ 『八丈おさかな朝市 in 樫立&底土』| 八丈島観光協会blog

会場奥ではトビウオのすり身汁の試食も振舞われています。
むちむちとした食感が美味。

今回購入したものは
・島寿司
・フライの巻き寿司
・金目鯛のアラ(冷凍)
・かき菜
・ほうれん草
立派なサイズの金目のアラが200円。あとから追加しようとしましたが、売り切れていました。
島寿司、巻き寿司はお昼にいただきます。

会場のすぐ横が底土海水浴場なので、買い物後に散歩。
暖かければ買ったお惣菜をこの辺りで食べてもいいですね。
今日は残念ながらウミガメもクジラも見られませんでした。

購入した金目鯛のアラは、その日の晩ご飯に煮付けにしていただきました。
頭まわりのアラはフワっとした身や、ぷりっとしっかりとした歯ごたえの部位、ゼラチン質の部分など色々楽しめて、甘辛いタレと相まってご飯が進んでしまいます。
販売スタッフのかたに塩焼きもすすめられたので、次回も売っていたら試してみたいです。

ばばごろしのシロップ漬け

伊藤潤二先生のような猟奇的なタイトルですが。。。

先日島のスーパーに行ったところ、見慣れない瓜が置いてありました。

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ばばごろし

思わず二度見してしまうネーミング。

気にはなったものの、食べ方もわからないし買わずにいたのですが、
なんとご近所の方からおすそ分けでいただきました♪

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ばばごろしがうちに来たぞー!

包丁を入れる前から、ものっすごいメロンの香りがします。
しかも完熟したあっま~いメロンのいい香り!すごく美味しそう!

割ってみます。

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切った時の感触はバナナのような、熟れたラフランスのような感じ。
さらに強くなるメロン臭!これは期待が高まります。

ここでばばごろしの名前の由来を調べてみると、
・美味しくて食べ過ぎてばあさまが死ぬ
・まずくて喉にひっかかってばあさまが死ぬ
と諸説あるようで。。。ってか真逆じゃねぇか!

とりあえず何もつけずに一口食べてみました。

・・・

味しねぇ。

ラフランスから水分を抜いたような、ザラザラした食感。
確かに喉に絡みつくような不快感があります。。
そして強い香りに反したまったくの無味。。

どうやら諸説その2の方が正解のようです^^;

ただ、地元の方はハチミツをかけて食べると教えていただいたので、
そのようにしてみたところ、甘みが入るとだいぶ食べやすいことがわかりました。

そこでシロップ漬けにしてみることにしました。

水に砂糖をぶっこんで火にかけシロップを作り、粗熱を取ったら島瓜を投入!
あとは冷蔵庫で冷やします。

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翌日、恐る恐る食べてみると。。。

メロンだ!!!!

甘みと水分が補われることで、元々のメロンの香りもあって
ほぼほぼメロン(食感が少し独特)になりました。
これは美味しい♪

ということで、諸説1も間違いではなかったことがわかりました(笑)

釣りベンジその2

さて、前日の大漁の興奮も冷めやらぬ我々は翌日も同じ釣り場へ。
前日お世話になった釣り人さんが何人かいらっしゃったのでご挨拶すると
今日は全然ダメ、とのこと。朝から粘ってるけど群れが来ないと。
ただその釣り場の壁を隔てた向こう側では釣れてるから
どうも昨日の群れがそっちに移動したみたいだよと、
これまた有益な情報をいただき、いそいそと向かってみました。

したら、ほんとにいた!
群れがウヨウヨ、しかも前日よりも海面に近いところにいるのか
魚影がすごくよく見える!

群れが移動する前に釣るべ!急げ!!
と慌てて準備をしてコマセを撒き糸を垂らす・・・・

5秒でヒット!!(体感的に)
しかもでっけぇムロアジ~!

あまりのヒットの早さにオロオロしながらも針を外しクーラーボックスへ。
さーこの調子でいければいいけどな~と針を垂らし・・・・

10秒でヒット!!(あくまで体感的に)
いやもうほんとそのくらい、まさに入れ食い状態でした。

この日はコマセを撒いた時の食いつきがすごくて、だからなのか仕掛けにもよく食いつくこと。
あんまりにもバカスカ釣れるもんだから、途中からフィッシングハイ?状態になり、
オットの「もうクーラーボックスいっぱいだよ」の声にも耳を貸さず釣りまくった!

ちなみに友人はたくさんのムロアジの群れの中からなぜかフグを2回も釣り上げて
「お前じゃない」と言いながらリリースしてました。
(フグって水揚げするとプクーって膨れるのね!)
その後、ちゃんと大きなムロアジも釣れて、
結局2時間ちょいの釣りで合計22匹!
最後はほんとにクーラーボックスがパンパンでした^^;

本当に釣れる時は写真撮ってるヒマもないんだなぁと感慨に浸りつつ帰宅。。

ムロアジ22匹!
こうやって出してみてようやく「どうしようこれ・・・」と途方に暮れた。

とにかくムロアジはアシが早いということなので、何はともあれ3人がかりでさばきまくる。
2時間近くかかったかな。。魚さばくのってかなりの重労働ですね。

もう新たな献立を考える気力がなかったので、昨日と同じアジフライとアジの刺身でこの日は夕食。
やっぱり釣りたてはプリプリでうまーい!
たらふく食って初めての爆釣体験となりました。

 

 

さて、ここからはその後の調理をちょっとご紹介。

まず前日食べ残ってしまった刺身はたたきにしました。

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たたきというか半分ヅケみたいな。
醤油と酒にさっとムロアジを漬けたら、そこにミョウガ・大葉・しょうがのすりおろし・ゴマなどをお好みで混ぜて完成。
醤油に島唐辛子を入れるのもいいですね。
ご飯が進むー!

 

それから、これがウマイ!ムロアジの炊き込みご飯

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塩焼きにしたムロアジをほぐしておいて、
ほんだし、しょうゆ、酒、しょうがの千切りと一緒に炊飯器に入れてご飯を炊くだけ。
ムロの出汁がご飯にしみて、生臭さはいっさいなく、身にも味がしっかり。
炊き立てホワホワのうまさはもちろん、冷凍にしてチンして食べても美味しかった。
ハマるうまさです。

 

そして22匹の半分は、やってみたかった一夜干しに挑戦!
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作り方は色々なネットの情報をつまみ食いして、
まず頭と内臓を抜いて水けを綺麗に拭き取ったら腹開きにして、
塩分濃度10%の塩水(2リットルの水に200gの塩)に、2時間くらい漬けました。
(漬けこむ時間はもっと短くてよかったんだけどうっかりして漬けすぎちゃった;)
塩水から出したら軽く流水で流して水けをよく拭き取り、皮を下にして干し網へ。
サーキュレーターで風をあてて、室内で一晩干しました。
朝起きて、表面が乾いてたんでひっくり返して2~3時間。

季節的に、気温と湿度的に冷蔵庫でやる方法がよかったのかもなんだけど
冷蔵庫に空きがなかったので、臭い覚悟で室内干しにしました。
次の日によく換気したら臭いは気にならなくなったのでよかった。

さっそくできあがりを焼いてみた。。。
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身もパサつくことなく、ふわっとして塩気もちょうどよかった!

一夜干しなんて初めて作るんで、これが正解かはわからないけど、
自分的には大満足の出来でした。

方々に配ったらほぼ消費できたので、また釣ってくるぞ~!

梅雨の釣りベンジ

梅雨ですね。
故郷の群馬や東京近郊では水不足が懸念されているようですが、
島はよく降ります。
降らない日も、湿度90%が通常運転な今日この頃です。
家の中がジメジメべたべたして気持ち悪いっす。
除湿機も数時間稼働させれば満水になるし
そもそも除湿機の湿度表示がメーター振り切って「Hi」表示。。
(それでも運転すれば68%くらいまで下がるんだから除湿機すげぇ)

でも、風がよく吹くので、外に出れば気持ちがいいです。
群馬のあの無風のうだるような蒸し暑さと比べると快適!
東京と違って、夜になれば気温も下がるしね。
島友曰く、梅雨が明けたらカラッとするらしいので、梅雨明けが待ち遠しいです。

さて、初釣りから一か月。
仕事やら悪天候やらで釣りの機会もありませんでしたが、
先日オットの友達が来島してくれたので、みんなで釣りに行ってきました。

前と同じ釣り場に行ったところ、やはり見える小さな魚影。。
釣り具屋さんに、「この頃ムロアジが大きくなってるから、針は6~8号がいいですよ」と
アドバイスいただき、6号の針を垂らしたところ、早々にヒット!
小ぶりなムロアジがさっそく釣れました♪
(友人はメジナゲット!)

やっぱりプロの話を聞くのがいいんだな~と思いながらしばらく糸を垂らしましたが、
その後あたりがなく・・・
ん~なんでだろうなあと悶々としていたところ、
少し離れた所で釣っていた方が、「アッチの方ででっかいのバンバン釣れてるよ」と
声をかけてくださった!やさしい!
教えていただいたスポットには何人か先客がいたんですが
スキマに入らせていただいたところ、
さっきまで見てた魚影とは一回りくらいデカイ群れが泳ぎ回っている!!
ムロアジの群れキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!

さっそく糸を垂らすと、ひっかかりはするんだけどなかなか釣れず四苦八苦。
そうこうしてたらお隣の方が「針は何号?8号がいいよ!」と
これまたアドバイスをいただき、しかも仕掛けを下さった!!
優しすぎる!
恐縮しつつさっそくその仕掛けを使ってみたら
バンバン釣れる。
えっ今までのはなんだったの?ってくらい釣れて、
途中でリールのハンドルが行方不明になる不可解な事象が起こりながらも
気が付いたらみんなで9匹も釣り上げていました。
20~30cmくらいの立派なムロアジです!!

いやー楽しくてテンションあがって、写真撮る暇もなかった(笑)
ようやく釣りの楽しさが少しわかってきた気がします。

それにしても、釣り人さんがみなさん親切でありがたかったです♪
釣りながら色々アドバイスして下さったり、針を抜くのを手伝って下さったり。。
本当に助かったし、おかげで楽しい釣りになりました^^

この日の釣果!
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ムロアジ9匹にメジナ1匹。(メジナ撮り逃した~)

さー釣ったあとは食べる!!!
この日はオーソドックスにムロアジの刺身、フライにしました。

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普通のアジと比べて身の厚みが全然ちがう!
だからフライにした時の満足度が全然ちがう!!
揚げたてサクサク、中はフワフワむちむちで、タルタルソースと合うんだこれがまた!
刺身ももちろん美味!鮮度がいいから臭みもなく、
贅沢にぶ厚くスライスしたので食べごたえ充分♪

釣り好きでマイ竿を持ってきた友人もとても楽しんで喜んでくれたので、
これで島を気に入ってくれたらいいな(´ω`。)

ちなみに、この翌日、さらなる爆釣となったのですが、それはまたの機会に。。